町村敬志
日本の社会学者
町村 敬志(まちむら たかし、1956年12月4日 - )は、日本の社会学者。専門は、都市社会学。東京経済大学コミュニケーション学部教授[1]、一橋大学名誉教授。東京市政調査会藤田賞、地域社会学会賞受賞。日本学術会議会員、日本都市社会学会会長[2]、日本社会学会会長などを務めた[3]。
来歴・人物
編集北海道出身。北海道札幌北高等学校、東京大学文学部卒業。同大学大学院社会学研究科修了。東京大学文学部助手、筑波大学社会科学系講師、一橋大学社会学部助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員を経て、1999年から一橋大学社会学部教授、北京日本学研究センター訪問教授。
2012年一橋大学大学院社会学研究科長・社会学部長[1]。2020年一橋大学名誉教授[4]、一橋大学大学院社会学研究科特任教授[5]。2022年、東京経済大学コミュニケーション学部教授[1]。
この間、日本都市社会学会会長、日本社会学会理事、地域社会学会理事、関東社会学会理事、日本学術会議会員を歴任[6]。2018年に日本社会学会会長に選出された[3]。
著書
編集単著
編集- 『「世界都市」東京の構造転換――都市リストラクチュアリングの社会学』(東京大学出版会、1994年)
- 『越境者たちのロスアンジェルス』(平凡社、1999年)
- 『開発主義の構造と心性―戦後日本がダムでみた夢と現実』(御茶の水書房、2011年)
- 『都市に聴け―アーバン・スタディーズから読み解く東京』(有斐閣、2020年)
共著
編集編著
編集共編著
編集- (倉沢進)『都市社会学のフロンティア(1)構造・空間・方法』(日本評論社、1992年)
- (曽良中清司・長谷川公一・樋口直人)『社会運動という公共空間――理論と方法のフロンティア』(成文堂、2004年)
- (吉見俊哉)『市民参加型社会とは――愛知万博計画過程と公共圏の再創造』(有斐閣、2005年)
- (似田貝香門)『地域社会学の視座と方法』(東信堂、2006年)
- (佐藤圭一)『脱原発をめざす市民運動―3・11社会運動の社会学』(新曜社、2016年)
訳書
編集- ロバート・E.パーク『実験室としての都市―パーク社会学論文選』(好井裕明と編訳、御茶の水書房、1986年)
家族・親族・系譜
編集→詳細は「町村家」を参照
脚注
編集- ^ a b c “研究者情報 町村 敬志(マチムラ タカシ)”. 一橋大学. 2022年4月28日閲覧。
- ^ 「町村 敬志」researchmap
- ^ a b “I. 第91回大会について”. 日本社会学会ニュース (日本社会学会) (225): p. 2. (2019年1月17日)
- ^ 令和元年度 第 12 回 教育研究評議会議事要録一橋大学
- ^ 町村 敬志 (まちむら・たかし)一橋大学大学院社会学研究科
- ^ [1]一橋大学大学院法学研究科
外部リンク
編集- 町村敬志公式HP - ウェイバックマシン(2003年8月7日アーカイブ分)
- 一橋大学 大学院社会学研究科・社会学部:教員紹介