猪苗代湖畔駅
福島県耶麻郡猪苗代町にある東日本旅客鉄道の駅
猪苗代湖畔駅(いなわしろこはんえき)は、福島県耶麻郡猪苗代町大字壺楊(つぼよう)字南浜[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅(臨時駅、休止駅)である。
猪苗代湖畔駅 | |
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ホーム(2009年8月) | |
いなわしろこはん[1] Inawashirokohan | |
◄上戸 (2.0 km) (1.7 km) 関都► | |
福島県耶麻郡猪苗代町大字壺楊字南浜[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線 |
キロ程 | 29.3 km(郡山起点) |
電報略号 | イコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
0人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)7月20日[1] |
備考 | 臨時駅[2](夏季のみ営業) |
概要
編集夏季のみ営業する臨時駅であったが、かつては春・秋の休日にも停車したことがあった。猪苗代駅との混同を避けるため、車内放送では「湖畔駅」と呼ばれていた。2007年(平成19年)度以降は営業を行っていない[2]。
1962年(昭和37年)7月20日から1967年(昭和42年)8月21日まで、現・猪苗代湖畔駅より少し踏切よりに志田浜仮乗降場が営業していた。その後、国道49号の渋滞に嫌気がさした湖水浴客が上戸駅や関都駅から徒歩で志田浜湖水浴場に向かうケースが増えたため、1986年(昭和61年)に3両編成が停車可能なホームを設置し、さらに6両編成までの対応に改良されている。
歴史
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅である。駅開業時は乗車券を臨時発売したことがある。駅の管理は会津若松駅が行っている。
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駅入口の看板(2009年8月)
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乗車券販売窓口(2009年8月)
利用状況
編集「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 5 | [5] |
2001年(平成13年) | 5 | [6] |
2002年(平成14年) | 3 | [7] |
2003年(平成15年) | 0 | [8] |
2004年(平成16年) | 0 | [9] |
駅周辺
編集その他
編集電化する以前の旧線は当駅付近から分岐していた。ホームから見て線路の外側に見える草むらが旧線跡である。用水路を越えるビーム橋も残っている。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d “駅の情報(猪苗代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2014年10月21日閲覧。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、515頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●磐越西線猪苗代湖畔臨時乗降場の開業について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年6月25日、1-2面。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2024年10月28日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(猪苗代湖畔(臨時)駅):JR東日本