牧山 桂子(まきやま かつらこ[1]1940年6月3日[1] - )は、日本著作家で旧白洲邸武相荘館長。白洲次郎白洲正子夫妻の長女。夫は政治家牧山耕蔵の孫[2]牧山圭男東京都出身。

牧山 桂子
生誕 (1940-06-03) 1940年6月3日(84歳)
日本の旗 日本東京都
職業 著作家、旧白洲邸武相荘館長
配偶者 牧山圭男
白洲次郎(父)
白洲正子(母)
親戚 白洲退蔵(曾祖父)
樺山資紀(曾祖父)
川村純義(曾祖父)
白洲文平(祖父)
樺山愛輔(祖父)
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略歴

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武相荘

1940年、白洲次郎白洲正子夫妻の長女として東京都に生まれた。高校時代に夏の軽井沢で牧山圭男と出会い[2]、のちに結婚する。2001年10月に旧白洲邸「武相荘」を記念館としてオープンさせ、現在に至る[1]

2009年には桂子の著作『次郎と正子―娘が語る素顔の白洲家―』が原案となったテレビドラマスペシャルドラマ・白洲次郎』(NHK)が放送された。同作は白洲次郎を主人公とした初の映像作品でもある。

書籍

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単著

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  • 野中昭夫写真 編『白洲次郎・正子の食卓』新潮社、2007年1月。 
  • 『次郎と正子―娘が語る素顔の白洲家』新潮社、2007年4月。 新潮文庫、2009年12月。
  • 野中昭夫写真 編『白洲次郎・正子の夕餉』新潮社、2008年12月。 
  • 『武相荘のひとりごと―白洲次郎・正子の娘が語る』世界文化社、2012年9月。 
  • 『武相荘、おしゃれ語り』小学館、2021年11月。 

共著

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  • 白洲正子のきもの(新潮社、2002年9月/新潮社とんぼの本」、2012年3月)、八木健司青柳恵介
  • 白洲次郎の流儀(新潮社「とんぼの本」、2004年9月)、青柳恵介ほか
  • 白洲正子と歩く京都(新潮社「とんぼの本」、2008年3月)
  • 白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人(新潮社、2008年9月)、青柳恵介、須藤孝光
  • 白洲正子のおしゃれ―心を磨く88の言葉(新潮社、2016年12月)
  • 白洲家の晩ごはん(新潮社「とんぼの本」、2015年9月)

登場作品

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映画
テレビドラマ

脚注

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  1. ^ a b c “牧山桂子”. 新潮社. https://www.shinchosha.co.jp/writer/2796/ 
  2. ^ a b 軽井沢ヴィネット Vol.123, 16-21頁, 軽井沢新聞社, 2023.