燃える昆虫軍団
燃える昆虫軍団(もえるこんちゅうぐんだん、Bug)は1975年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。
燃える昆虫軍団 | |
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Bug | |
監督 | ヤノット・シュワルツ |
製作 | ウィリアム・キャッスル |
出演者 |
ブラッドフォード・ディルマン ジョアナ・マイルズ ジェイミー・スミス・ジャクソン |
音楽 | チャールズ・フォックス |
撮影 | ミシェル・ヒューゴ |
編集 | アラン・ジェイコブス |
製作会社 | パラマウント・ピクチャーズ |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 |
1975年6月17日 1976年6月19日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | |
言語 | 英語 |
興行収入 | $3,602,023 |
監督ヤノット・シュワルツ。脚本ウィリアム・キャッスル、トーマス・ペイジ。
ペイジの1973年の小説『The Hephaestus Plague』を原案にしている。
キャッスルはプロデューサーも兼任しており、本作が最後のプロデュース作品となる[1]。 出演ブラッドフォード・ディルマン、ジョアナ・マイルズリチャード・ギリランド。
あらすじ
編集ある蒸し暑い日、とある小さな町に地震が起きる。 一方、農夫のタッカーは、家の畑の前に地割れができたことを息子のケニーに知らされる。ケニーの運転する車で帰路に就くも、家の近くでエンストする。タッカーがエンジンを掛けようとした瞬間、車は爆発炎上する。タッカーの娘ノーマと息子のトムは轟音に驚いて家を飛び出し、家族の死ぬ様子を目の当たりにする。
その夜、ノーマの恋人メットは彼女を慰めていたところ、外から奇妙な虫の鳴き声がするのに気づく。鳴き声をたよりに畑の地割れを除くと、奇妙な昆虫の群れを見つける。さらに驚くことに、昆虫の一匹が野良猫にとりつくや否や焼死させてしまう。 翌日、メットは猫の遺体を生物学者のパーミター教授に提出する。パーミター教授は当初半信半疑だったが現場で実物を見るや否や興味を示し、友人の科学者であるロス教授とともに研究を開始する。 やがて、この昆虫は可燃性の物質にとりついてそれを燃やし、その燃えカスを主食としていたことが判明し、2人は恐怖を覚える。 ある日、パーミター教授の車内にいた昆虫が妻のキャリーについていく形で家の中に侵入し、火事を引き起こした挙句、キャリーを焼死させる。これにより正気を失ったパーミター教授は研究を行うが、研究用に飼育していた昆虫たちに襲われ、ついには地割れの中に転落する。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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日本テレビ版 | |||
ジェームズ・パーミター教授 | ブラッドフォード・ディルマン | 羽佐間道夫 | |
キャリー・パーミター | ジョアナ・マイルズ | 加川三起 | |
ジェラルド・メトボーム | リチャード・ギリランド | 古川登志夫 | |
ノーマ・タッカー | ジェイミー・スミス・ジャクソン | 高橋ひろ子 | |
マーク・ロス教授 | アラン・ファッジ | 藤城裕士 | |
トム・タッカー | ジェシー・ヴィント | 池田勝 | |
シルヴィア・ロス | パティ・マコーマック | 小山まみ | |
ヘンリー・タッカー | フレデリック・ダウンズ | 峰恵研 | |
カーン牧師 | ジェームズ・グリーン | 仁内達之 | |
ケニー・タッカー | ジム・ポイナー | 東富士郎 | |
日本語版スタッフ | |||
演出 | 伊達渉 | ||
翻訳 | 井場洋子 | ||
効果 | |||
調整 | |||
制作 | 東北新社 | ||
解説 | 水野晴郎 | ||
初回放送 | 1978年8月16日 『水曜ロードショー』 |