満仲由紀子

日本の女性声優

満仲 由紀子(まんなか ゆきこ、1976年12月6日[2][9][10] - )は、日本女性声優ナレーター[6]三重県久居市(現:津市)出身[3]青二プロダクション所属[7]

まんなか ゆきこ
満仲 由紀子
プロフィール
本名 同じ(苗字は旧姓)[注 1]
愛称 満仲ちゃん[2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本三重県久居市(現:津市[3]
生年月日 (1976-12-06) 1976年12月6日(48歳)
血液型 A型[4][5]
職業 声優ナレーター[6]
事務所 青二プロダクション[7]
公式サイト 満仲 由紀子|株式会社青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[8]
身長 / 体重 163[4] cm / 47 kg
靴のサイズ 23.5[5] cm
活動
活動期間 1996年 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

来歴

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中学時代にテレビアニメ『ドラゴンボール』に熱中したのがきっかけで、職業としての声優に興味を持つ[11]。同時に芝居に興味もあったようで、友人と一緒にコンテストに応募したり、高校時代は演劇部に所属し舞台に立ったりするほど、魅力を感じていたという[11]。その度に芝居や声優に魅力を感じて、「声優になってやる!!」と思ったという[11]

家政科の高校の出身[11]青二塾東京校第16期生[7](Aクラス)[3]を経て、声優デビュー[12]

ゲーム『センチメンタルグラフティ』にて森井夏穂役を担当し[7]、同作のヒロインを務めた12人の声優で結成されたユニットのSGガールズのメンバーとしても活動[13][14]

その後はTBS系ワイド情報番組王様のブランチ』などのテレビのバラエティー番組を中心にナレーターとして活動[12][15][16]。和風劇団「声劇和楽団」や青二プロダクション内に設けられた劇団「アトリエ「ん」」に加入し、舞台活動も行っている[12][15]

人物

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趣味は日本舞踊読書[7]。特技はサルサダンス[7]、ハンドリフレクソロジー[5]バスケットボール習字[3]

免許資格は日本習字毛筆初等科・中等科師範免許[8]

好きな車はMR2レビン[11]。高校2年生の終わり頃に車に興味を持ち始め、その頃からMR2やレビンが好きになった[11]。それまでは全然興味がなく、車の音を「ウルサイなぁ」と思っていたくらいだったという[11]。1997年半位までレビンに乗っていたが、もらい事故により廃車となり、1999年時点ではトレノを愛車として乗っていた[11]。以前はレビンもトレノも同じくらい好きだったが、ある漫画により1999年時点ではトレノが一番好きだという[11]

好きな言葉は「好き」[3]

父方の実家は、注文洋服の仕立て屋「満仲洋服店」であった[16]。実家はかつて自転車店「夢さいくる45」を営んでいたが、経営者である父親の健康上の理由で廃業している[17][18][19]

満仲の父親(1953年5月15日[19] - 2024年3月[20])は三重県久居市二ノ町(現:三重県津市)出身で、満仲家の長男であった[16]。父親の公式サイトでのハンドルネームは夢追人[19]。父親曰くはっきり覚えてないが、満仲が声優になることを決めていた時は、娘が声優になるために色々努力してた事を知ってたことから「頑張って欲しいなぁ」、「ホントに声優になれれば良い」と思っていたという[1]。満仲の青二塾の入塾時、父親は資金手当ても出さなかったが、段取りを決めるなど猛反対はしていなかったという[1]。父親は「君が後で後悔しないようにしなさい。『お父さんのせいで声優になれなかった』と言われたくないから、頑張れるだけ頑張ったら」といった形で満仲を送り出したという[1]。青二塾の卒業公演の時の満仲は声が小さかったが、それでも父親は感動しており、この辺りから「親バカが始まった」と語る[1]。満仲が青二プロダクションに残れた時も父親は嬉しく思っていたという[1]

兄と妹がいる[21]

出演

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太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

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時期不明
1996年
1997年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2015年
2019年

ゲーム

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1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2009年

吹き替え

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映画

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ラジオ

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ラジオドラマ

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  • アマチュアたちのM-1グランプリ(主婦 他)

ドラマCD

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テレビ番組

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ナレーション

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ボイスオーバー

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舞台・朗読劇

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  • アトリエ「ん」主催朗読劇「サボテンの花」(宮部みゆき原作)  *脚色も兼任
  • 声劇和楽団 主宰舞台「ヒルズ De 怪談」(平家の姫君)
  • 声劇和楽団 主宰舞台「源氏物語」(夕顔

その他コンテンツ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「由紀子」という名前を付けたのは父親で、兄と妹も共に父親が名前を決めて名付けていた[1]。兄の名前は30何個か考えて、その中から選んでいたが、満仲の誕生時は母親から「保育器に入って保険書がいるから早く名前考えて」と言われていた[1]。その時父親は新聞のテレビ欄が目に飛び込み、父親のファンでもあった柏木由紀子の名前を見て悩まずに柏木の名前から名付けたといい、父親は結構気に入っていたという[1]

シリーズ一覧

  1. ^ 『センチメンタルグラフティ』(1998年)、『2』(2000年)、『〜約束』(2001年)
  2. ^ 『グリーングリーン』(2001年)、『鐘ノ音ダイナミック』『鐘ノ音ロマンティック』(2003年)

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 夢追人に質問?”. まんちゃんの夢館. 2000年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  2. ^ a b 満仲 由紀子”. エキサイトニュース. エキサイト. 2023年12月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e 満仲由紀子の館”. まんちゃんの夢館. 1999年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  4. ^ a b 満仲 由紀子”. 日本タレント名鑑. 2019年10月30日閲覧。
  5. ^ a b c 満仲 由紀子”. 青二プロダクション. 2016年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  6. ^ a b 満仲 由紀子”. タレントデータバンク. 2019年10月30日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 満仲 由紀子|株式会社青二プロダクション”. 2019年10月30日閲覧。
  8. ^ a b 満仲由紀子” (PDF). 青二プロダクション公式サイト. 青二プロダクション. 2013年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  9. ^ ’~99!由紀子の日記♪~”. まんちゃんの夢館. 2001年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  10. ^ ~2000年!.由紀子の日記♪~”. まんちゃんの夢館. 2001年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i 由紀子に質問?”. まんちゃんの夢館. 2000年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  12. ^ a b c 声劇和楽団の投稿 (2016年6月14日) - Facebook
  13. ^ “『センチメンタルグラフティ』発売20周年に出演声優陣が立ち上がった! スペシャルイベント開催に向けたクラウドファンディングが本日開始”. ファミ通.com (KADOKAWA Game Linkage). (2018年10月11日). https://www.famitsu.com/news/201810/11165687.html 2024年12月21日閲覧。 
  14. ^ 「センチメンタルグラフィティ」20周年を記念して出演声優陣によるイベントが開催決定”. GAME Watch (2018年10月17日). 2024年12月21日閲覧。
  15. ^ a b アトリエ「ん」の投稿 (2016年10月6日) - Facebook
  16. ^ a b c 夢追人の≪夢≫のお話♪”. まんちゃんの夢館. 2024年12月21日閲覧。
  17. ^ まんちゃんの夢館”. 2024年12月21日閲覧。
  18. ^ まんちゃんの夢館”. 2024年12月21日閲覧。
  19. ^ a b c 夢追人のプロフィール”. まんちゃんの夢館. 2024年12月21日閲覧。
  20. ^ 安田タクロウ (2024年4月1日). “さよなら、満仲さん”. 青春交差点. 2024年12月21日閲覧。
  21. ^ 夢追人はこんな人!”. まんちゃんの夢館. 2000年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月21日閲覧。
  22. ^ スタッフ&キャスト”. 陸上防衛隊まおちゃん. 2016年6月27日閲覧。
  23. ^ スタッフ&キャスト”. ポニーキャニオン. 2004年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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