港太郎
日本のキックボクシング選手
港 太郎(みなと たろう)は、日本のキックボクシング選手。神奈川県川崎市出身。元MA日本キックボクシング連盟ミドル級王者、元UKF世界ミドル級王者。
基本情報 | |
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本名 | 田代 義治 |
階級 | ミドル級 |
身長 | 182cm |
体重 | 76kg |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1971年9月21日 |
出身地 | 神奈川県 |
死没日 | 2018年4月11日(46歳没) |
スタイル | ムエタイ |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 52 |
勝ち | 35 |
KO勝ち | 18 |
敗け | 13 |
引き分け | 4 |
2023年現在も、港太郎の意思を引継ぐ友人達によって、港太郎が開設した「府中ムエタイクラブ」が運営されている。(東京都府中市の東府中駅前)
来歴・人物
編集中学生で佐山聡が主宰するスーパータイガージムに入門[1]。高校卒業後にムエタイ修行を経て山木ジムに入門。1991年5月にMA日本キックでプロデビュー。1992年にキックVS空手対決として村上竜司と激闘を展開し話題となり[2]、同年にMA日本ミドル級王者に上り詰めた。以降、シュートボクシングのエース吉鷹弘[3]やK-1の金泰泳、ラモン・デッカー[4]やマンソン・ギブソンといった海外の強豪、ムエタイのチャンピオンやランカーたちと名勝負を重ねる。1999年12月24日、2度の激闘を繰り広げた吉鷹弘とエキシビジョンマッチを行い引退。キックを引退した後は総合格闘技に転向し2005年までリングス、パンクラス、DEMOLITION等でも活躍した。 引退後、府中ムエタイクラブを創設し代表を務めていたが、2018年4月10日、体調不良を訴え救急搬送され、多臓器不全のため死去した[5]。
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戦績
編集キックボクシング
編集勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | コンボイ山下 | 3R 0分50秒 KO | 山木ジムOB会 "山木ジム21周年記念興業 山木祭り" | 2006年6月10日 |
× | ヌンポントーン・バンコクストア | 5R終了 判定2-0 | MA日本キックボクシング連盟 「第2回 梶原一騎杯'99 キック ガッツ」 | 1999年5月14日 |
○ | 永田健一 | 1R 2:07 KO | MA日本キックボクシング連盟 | 1999年4月24日 |
○ | ソルジャー緒方 | 5R終了 判定3-0 | MA日本キックボクシング連盟 | 1999年2月21日 |
○ | ヌンポントーン・バンコクストア | 5R終了 判定2-0 | シュートボクシング 「GROUND ZERO TOKYO」 | 1998年11月14日 |
○ | 大石亨 | 2R 1:14 KO | MA日本キックボクシング連盟「キック・ガッツ梶原一騎杯」 | 1998年7月17日 |
× | 金泰泳 | 判定 | MA日本キックボクシング連盟「最強へのバトル」 | 1998年3月14日 |
× | 金泰泳 | 5R終了 判定3-0 | K-1 GRAND PRIX '97 【特別試合】 | 1997年11月9日 |
○ | ソルジャー緒方 | MA日本キックボクシング連盟「THE SUPREME of KICKBOXING '97」 | 1997年3月29日 | |
○ | ケビン・ニックス | 4R 1:10 KO | MA日本キックボクシング連盟「ワールド・チャンピオン・カーニバル パート3」 【UKF世界ミドル級タイトルマッチ】 |
1996年9月23日 |
× | モハメド・オワリ | 2R 0:24 KO | SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup '97 1回戦 | 1996年7月14日 |
△ | 吉鷹弘 | 5R終了 判定1-1 ドロー | MA日本キックボクシング連盟「チャンピオン・カーニバル パート2」 | 1996年6月2日 |
○ | サジットカーン・ギァットパーターン | 5R KO | 世界ムエタイ評議会国際試合 ルンピニースタジアム | 1995年10月15日 |
○ | ジョンブン・チョーワイクン | 4R 0:39 KO | MA日本キックボクシング連盟 | 1995年10月15日 |
× | ラモン・デッカー | 1R 0:39 KO | MA日本キックボクシング連盟 「港山木ジム10周年記念興行」 | 1995年6月2日 |
△ | ノックウィー・デービー | 5R終了 判定0-1 ドロー | Kリーグ オープニング・ファイト“見参” | 1995年3月25日 |
○ | オーランド・ウィット | 5R終了 判定3-0 | K-1LEGEND 乱 | 1994年12月10日 |
× | マンソン・ギブソン | 3R 2:34 KO | UKF アメリア・オクラホマ州タルサ 【UKF世界スーパーミドル級タイトルマッチ】 |
1994年6月10日 |
△ | 吉鷹弘 | 3分5R 判定ドロー | MA日本キックボクシング連盟 | 1993年3月20日 |
× | マンソン・ギブソン | 3分5R 判定 | MA日本キックボクシング連盟 | 1993年1月30日 |
○ | シンペット・ルーランシー | 2R 2:11 KO | 梶原一騎追悼'90格闘技の祭典 | 1992年7月6日 |
○ | 村上竜司 | 3分5R 判定 | MA日本キックボクシング連盟 「港山木ジム7周年記念興行」 | 1992年5月23日 |
○ | 田中悟 | 4R 1:45 TKO | MA日本キックボクシング連盟 | 1992年3月21日 |
○ | 木田実 | 1R 2:31 KO | MA日本キックボクシング連盟 「'92激突ジム対抗戦 扇橋スポーツクラブ1周年記念興行」 | 1992年1月18日 |
総合格闘技
編集総合格闘技 戦績 | ||||||
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6 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
0 勝 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 敗 | 0 | 2 | 4 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 中村K太郎 | 1R 4:03 チョークスリーパー | DEMOLITION 050828 | 2005年8月28日 |
× | 井上克也 | 5分2R終了 判定0-3 | DEMOLITION 031227 | 2003年12月27日 |
× | 北岡悟 | 5分2R終了 判定2-0-1 | PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR | 2002年10月29日 |
× | 熊谷真尚 | 10分1R終了 判定0-3 | パルテノン PREMIUM CHALLENGE | 2002年3月25日 |
× | 伊藤崇文 | 5分2R終了 判定0-3 | PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR 【パンクラス初代ウェルター級王者決定トーナメント1回戦】 |
2002年3月25日 |
× | 平直行 | 1R 4:37 腕ひしぎ脚固め | リングス BATTLE GENESIS Vol.7 | 2001年3月20日 |
脚注
編集- ^ スーパータイガージム時代の同窓会がありましたFacebook シューティングジム横浜 2017年5月8日
- ^ 格闘技名勝負列伝 第4回 港太郎vs村上竜司 イーファイト 2013年3月6日
- ^ 【1996年6月の格闘技】竜虎再び相まみえる、吉鷹弘と港太郎が3年ぶり再戦でまたも大激闘 GONG 2020年6月9日
- ^ 【1995年6月の格闘技】地獄の風車がフル旋回、4年ぶり来日ラモン・デッカーが港太郎を93秒で沈める GONG 2020年6月7日
- ^ 【訃報】港太郎が死去、キックボクシング黄金期に名勝負多数