一丁(いっちょう、1979年4月27日[1] - )は、日本お笑い芸人。旧芸名は渡部一丁兵庫県西宮市出身。甲南大学法学部経営法学科卒業。

一丁
本名 渡部裕(わたなべ・ゆう)
ニックネーム 一丁 一丁さん ピッコロさん
生年月日 (1979-04-27) 1979年4月27日(45歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県西宮市
血液型 AB型
身長 168cm
言語 日本語
方言 関西弁
最終学歴 甲南大学法学部経営法学科卒業
グループ名 メダカクリーム
芸風 物真似漫談コント
立ち位置 下手
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
活動時期 2004年3月 -
同期 海山昆布
モグライダー
街裏ぴんく
ローズヒップファニーファニー・ハギノリザードマン
作品 単独ライブ「一丁上がり!」DVD
他の活動 俳優
親族 父 母 姉
公式サイト 一丁 公式ツイッター
テンプレートを表示

経歴

編集
  • 2003年、約2年間の役者生活を経て芸人として上京する[2]
  • ワタナベエンターテインメント所属(2005年頃。当時まだWCSが無かった)、フリーランスを経て、SMA NEET Project所属。
  • 漫才を志向するも相棒も見つからず、落語も好きだった為に漫談・一人ネタ等を始める。二度行われた単独ライブでは創作落語も披露している。2011年11月からニッタロビンソンとお笑いコンビ「プラッチック」を結成して以降は漫才にシフトしていたが、2021年2月12日解散[3]。解散に至る経緯をYouTubeにて発表した[3]
  • ピン芸人での活動は2004年3月~2011年10月まで。その後9年間のコンビを経て、2021年から再びピン芸人へ。なお、2010年9月22日に単独ライブ「一丁上がり!」[4]、2011年9月17日に単独ライブ「もう一丁!!」[5]を開催した。
  • 2019年9月からYouTubeチャンネル「一丁やるチャンネル」[6]に北斗の拳のシン漫才[7]ドラゴンボールZドッカンバトルガシャ動画などをアップしている[6]
  • 2019年12月ドージョー・チャクリキ公式ナビゲーター&実況者に決定。
  • 2020年4月21日に、芸名を「渡部一丁」から「一丁」に改名したことを自身のYouTubeチャンネル「一丁やるチャンネル」内で発表[8]

人物

編集
  • 古川登志夫の声帯模写ができ、ピッコロや、ポートガス・D・エースシンをはじめとした、古川演ずるキャラクターの物まねを得意とし、本人からの公認を得る。古川本人とも交流があり、古川が渡部の出演するお笑いライブを観賞に来た際、非常に緊張したとブログに載せていた[9]。また、古川自身もウェブサイトやtwitterにて、渡部一丁について触れている。もともとプライベートで古川の声帯模写を行っていたのを、山本高広が聞き、本格的にやるように薦められたことが契機であるとしている[10]。また、2012年8月5日放送の「ご自慢ライブ おしあげNOW!」の生放送でピッコロに扮した渡部は「古川登志夫公認ピッコロ芸人」として古川と共演を果たしている[11]
  • 漫談を披露した際に審査員で来ていた倉本美津留に「若い頃のさんまさんを彷彿とさせる」と評された事がある[12]エピソードに端を発し、しばしば周囲から揶揄半分で「平成のさんま」と称されることがある。
  • 高校時代にフランス日本人学校に2年いたこともある[13]フランス語は話せない。負けず嫌いで、サッカー部では副キャプテンでゴールキーパーだったが、背が高い他のキーパーに負けたくない為に、ひたすらジャンプの練習をし過ぎて膝を痛めた。
  • 高校の頃はボクシングやキックボクシングをやっていた。フランスではフランス式キックボクシング「サバット」をやっていた。
  • 甲南大学体育会少林寺拳法部の第三十五代主将。関西学生大会において「最優秀賞」受賞歴がある。二度ほど拳を骨折したことがある。
  • YouTubeチャンネルでは色んな相手とのスパーリング動画もあげている。
  • 筋トレが趣味でボディメイクの大会に出場歴もある(エピソード参照)。
  • 一人やDB芸人ユニットでもテレビやイベントに出演する。その他芝居の舞台や映像作品にも出演することがある。

エピソード

編集
  • Youtubeでのリアルタイムダイエット企画「Free'z Boot Camp(フリーズブートキャンプ)」に2018年7月~9月の間参加しており、ウエストを73cmから62cmまで、体重を59.2kgから50.5kgまで、体脂肪を15.7%から5%まで絞っている[14]。以降筋トレを続けており、2019年6月2日開催のSUMMER STYLE AWARD 2019[15]に出場[16]。筋肉つながりで、芸人のねこじゃらしやUUUM所属のYoutuberサイヤマングレート[17]とも交流があり、お互いのYoutubeにコラボ動画が投稿されている。
  • ライブ配信サービスでのイベント入賞によりFM87.6MHz「渋谷のラジオ」の「渋谷でエアボール」[18]に、2019年9月4日に出演。バスケットボールキング[19]とバスケットボールキング公式twitter[20]に取り上げられている他、ラジオ自体は「渋谷でエアボール」[18]のnoteでいつでも視聴可能。また、同じく入賞によりアドトラックにシンの写真が載った事もある[21]
  • ライブ配信サービスのイベント入賞で文化放送ラジオ「pocoっとchaンネル」[22]吉田照美と共演。共に共演したぴよひなや、月永一郎と接点があり、両者が所属しているstudioLIVEX[23]から販売の「toytoytoy3~ボイスドラマおもちゃ箱~」に出演[24]
  • 2019年8月11日、12日に刀屋壱[25]の殺陣イベント烈~Retsu~第9回に出演した[26]。ステージでは人造人間18号との素手での格闘、エースに扮してルフィとの能力対決、殺陣を演じた。
  • 以後も時折殺陣の別団体の練習に参加している様子。
  • ドージョー・チャクリキの公式ナビゲーターに決定されたことが、2019年12月15日同社の公式HP[27]及びFacebookにて公表された。以後、2020年3月27日放送「大阪大会」[28]サンテレビでの録画放送に出演。また2020年5月17日youtube動画配信のブランコ・シカティック氏の追悼大会でも実況を務めている[29]
  • 縁劇ユニット流星レトリックが主催、即日で台本作成から練習、本番、打ち上げまでをオンラインで見せる「ゼロから作る朗読劇『星の瞬き~セレスタ密着24時~』」に2020年5月16日(土)に出演[30]。4兄妹の長男桔平役を演じた。
  • YouTubeのショートムービー「ハンドシアター」にも度々出演している。
  • 同期のローズヒップファニーファニー ハギノ・リザードマンと毎週火曜日19時からちゃんねるプラッチック[6]内で同期の大喜利生配信「DOKIRI」をやっていた[31]

出演作品

編集
  • 渡部一丁単独ライブ「一丁上がり!」(DVD)
  • 渡部一丁単独ライブ其ノ二「もう一丁!!」(DVD)

テレビ

編集

ラジオ

編集
  • 古川登志夫のくるくるドリーム(MID-FM及びSimulRadio、2013年3月15日)
  • 爆笑問題の日曜サンデー
  • pocoっとchaンネル[32](文化放送、2019年5月6日 - 2019年6月24日)
  • 渋谷でエアボール[18](渋谷のラジオ、2019年9月4日)

インターネット

編集

Youtube

編集

ニコニコ生放送

編集
過去のレギュラー
  • みんなのジャグラー生放送(2013年2月16日 - 2014年3月22日)※コンビで出演。毎月第四土曜日放送。PmartTVの番組
  • アイハツ(2013年4月25日 - 6月27日)
  • 火曜プラッチック劇場(2013年5月7日 - 2014年2月25日)※毎週火曜日に放送
単発
  • R藤本の水曜はじけてまざれ!(2009年10月16日初出演 - 複数回出演)
    • R藤本の水曜はじけてまざれ!(複数回出演)
    • オールナイトdeはじけれまざれ(2009年10月16日)
    • 藤本Rのまざらない話(2009年12月23日)初代MVM受賞
    • 出張!はじけてまざれ!LIVE in 表参道ヒルズ(2011年4月30日)
    • 24時間よしよし動画内はじまざSP(2012年12月15日)
    • 「R藤本の水曜はじけてまざれ!」放送250回記念!公開生放送・HAJIMA THE LIVE!(2014年11月12日)
    • DBナイトdeはじけてまざれ!(2015年9月23日)
  • ニコニコ超会議
    • ニコニコ超会議出張版!! 吉本芸人 劇団アニメ座公演(2012年4月28日)
    • 【ニコニコ超会議2018】超料理ステージ supported by カゴメ(2018年4月28日)
  • ブシモ放送局(2014年2月14日)
  • ニコニコ町会議
    • ニコニコ町会議 in 大阪 水都大阪ミナミフェスティバル2014(2014年11月1日)
    • ニコニコ町会議 in 大阪 とんぼりリバーウォークステージ(2014年11月1日)
  • YOUは何しに池ハロへ[37](2018年10月28日)

その他のネット番組

編集

ライブ

編集
  • きらめきニシキ
  • SMAトライアウトライブ
  • お智だちライブ
  • ムチャブラレ
  • drop dead gorgeous
  • 漫才協会主催浅草東洋館漫才大行進(道場破り枠)

トークライブ

編集
  • いちょけん
  • マッチョサミット(新宿オルティナスタジオ、2019年8月29日)

劇団アニメ座

編集
  • 劇団アニメ座DB(新宿シアターモリエール、2013年3月2日)
  • アニメ座VSシリーズ〜VS DB芸人〜(13式催事空間、2014年8月8日)
  • アニメ座VSシリーズ劇場版〜アニメ座vsDB芸人〜(ヨシモト∞ホール、2015年1月10日)
  • 第4次 アニメ座vsDB芸人(新宿ロフトプラスワン、2016年8月5日)
  • アニメ座vsDB芸人 OMIYA GALAXY(大宮ラクーンよしもと劇場、2017年9月26日)
  • 劇団アニメ座DB超(ルミネtheよしもと、2017年11月23日)
  • 真・劇団アニメ座DB~DB芸人絶滅計画~(紀伊国屋ホール、2020年2月13~16日全6公演)

DBナイト関連

編集
  • DBナイト(2012年6月8日 - )
  • DB芸人ネタライブ(CHARA DE 阿佐ヶ谷、2017年3月2日)

DB芸人バーサスライブ

編集
  • DB芸人バーサスライブin大宮(大宮ラクーンよしもと劇場、2018年1月30日-)※ほぼ毎月開催

単独ライブ

編集
  • 第1回渡部一丁単独ライブ「一丁上がり!」(新宿V-1、2010年9月22日)
  • 第2回渡部一丁単独ライブ「もう一丁!!」(新宿劇場バイタス、2011年9月17日)

脚注

編集
  1. ^ 一丁のプロフィール”. 渡部一丁. 2013年2月9日閲覧。
  2. ^ 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(86)】ピンとコンビの活動を両立する、プラッチック(1/2)”. サンケイスポーツ (2016年8月3日). 2016年8月3日閲覧。
  3. ^ a b プラッチックより最後のご報告”. 2021年3月2日閲覧。
  4. ^ 戦いを終えて”. 2016年11月19日閲覧。
  5. ^ もう一丁!!終わりました”. 2016年11月19日閲覧。
  6. ^ a b c d 一丁やるチャンネル”. 2021年1月20日閲覧。
  7. ^ 北斗の拳のシン漫才”. 2021年1月20日閲覧。
  8. ^ 【ご報告】重大発表があります 「渡部一丁」からの最後の報告”. YouTube (2020年4月21日). 2020年6月12日閲覧。
  9. ^ 私の心は五月晴れ”. 2016年11月19日閲覧。
  10. ^ シンガタ 出演者紹介”. 日本テレビ. 2013年2月9日閲覧。
  11. ^ 今日はご自慢ライブ 押上Nowからのぎりぎりこしょう”. 2013年11月23日閲覧。
  12. ^ 褒められてノビないくん”. 2016年11月19日閲覧。
  13. ^ 高校教師の森田童子抜き”. 2016年11月19日閲覧。
  14. ^ 【最終結果】タレントが約2ヶ月間プライベートジムに通ったら驚きの結果続出!!!!” (2018年10月5日). 2021年1月20日閲覧。
  15. ^ SUMMER STYLE AWARD 2019”. 2021年1月20日閲覧。
  16. ^ スタイリッシュガイ部門”. 2021年1月20日閲覧。
  17. ^ サイヤマングレート”. 2021年1月20日閲覧。
  18. ^ a b c 渋谷でエアボール”. 2021年1月20日閲覧。
  19. ^ 「バスケットボールキング×Pococha」イベント入賞者がラジオ番組『渋谷でエアボール』に出演!” (2019年10月11日). 2021年1月20日閲覧。
  20. ^ バスケットボールキング公式twitter” (2019年10月11日). 2021年1月20日閲覧。
  21. ^ ライブ配信アプリ "Pococha" (ポコチャ) 広告モデル選抜で入賞したライバーがラッピングされたアドトラック(原宿周辺のみ)” (2019年7月28日). 2021年1月20日閲覧。
  22. ^ pocoっとchaンネル”. 2021年1月20日閲覧。
  23. ^ studioLIVEX”. 2021年1月20日閲覧。
  24. ^ toytoytoy3~ボイスドラマおもちゃ箱~ボイスドラマCD全国発売とキャスト発表”. 2021年1月20日閲覧。
  25. ^ 刀屋壱”. 2021年1月20日閲覧。
  26. ^ 第9回殺陣イベント【烈~Retsu~】” (2019年7月15日). 2021年1月20日閲覧。
  27. ^ 2019年12月15日(日)渡部一丁さんがチャクリキ公式ナビゲーターに” (2019年12月15日). 2021年1月20日閲覧。
  28. ^ CHAKURIKI5 2020年2月23日(日) 日本骨髄バンク チャリティ CHAKURIKI 5 ~Submission Impossible~” (2020年3月27日). 2021年1月20日閲覧。
  29. ^ ブランコ・シカティック追悼大会” (2020年5月17日). 2021年1月20日閲覧。
  30. ^ reading live Celestine”. 2021年1月20日閲覧。
  31. ^ DOKIRI~同期の大喜利生配信~” (2020年7月21日). 2021年1月20日閲覧。
  32. ^ pocoっとchaンネル” (2019年6月30日). 2021年1月20日閲覧。
  33. ^ 【DB芸人コラボ】あの声でボディビルの掛け声をやってもらったら凄い事になった。ラストに衝撃の展開で一番強えーヤツ現る。” (2019年8月17日). 2021年1月20日閲覧。
  34. ^ ザ・きんにくTV”. 2021年1月20日閲覧。
  35. ^ DB音頭【DB芸人】” (2019年8月9日). 2021年1月20日閲覧。
  36. ^ DBG ALLSTARS” (2015年6月29日). 2021年1月20日閲覧。
  37. ^ YOUは何しに池ハロへ” (2018年10月28日). 2021年1月20日閲覧。

外部リンク

編集