清水將之
(清水将之から転送)
清水 将之(しみず まさゆき、1934年3月31日[1] - )は、日本の医学者・精神科医。名古屋市立大学助教授などを経て、関西国際大学教授。医学博士(大阪大学・1965年)[2] [3]。兵庫県芦屋市生まれ。
清水 将之 (しみず まさゆき) | |
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生誕 |
清水 将之 (しみず まさゆき) 1934年3月31日(90歳) 日本・兵庫県芦屋市 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
精神医学 精神病理学 児童精神医学 |
研究機関 |
大阪大学 関西国際大学 名古屋市立大学 三重県立看護大学 |
出身校 |
大阪大学医学部医学科 医学博士(大阪大学・1965年) |
プロジェクト:人物伝 |
来歴
編集1934年兵庫県芦屋市生まれ。1960年大阪大学医学部医学科卒業。1965年大阪大学大学院修了。1965年医学博士(大阪大学)の学位を取得[3]。名古屋市立大学医学部精神科助教授を経て、三重県立こども心療センターあすなろ学園園長。2001年関西国際大学教授。後に関西国際大学大学院教授。三重県立看護大学理事[2]。
学会
編集- 日本精神神経学会元理事
- 日本児童青年精神医学会元理事長
- 日本精神病理学会元会長
- 日本青年期精神療法学会元理事長
著書
編集- 『家庭内暴力 精神科医のみた子育ての落とし穴』朱鷺書房 1979
- 『青い鳥症候群 偏差値エリートの末路』弘文堂 1983
- 『青年期と現代 青年精神医学論集』弘文堂 1990
- 『思春期のこころ』日本放送出版協会NHKブックス 1996
- 『子ども臨床 二一世紀に向けて』日本評論社 2001
- 『災害の心理 隣に待ち構えている災害とあなたはどう付き合うか』創元社 2006
- 『子どもの精神医学ハンドブック』日本評論社 2008
共編著
編集- 『青年の精神病理』笠原嘉,伊藤克彦共編 弘文堂 1976
- 『青年期の精神科臨床』編 金剛出版 1981
- 『青年の精神病理 3』村上靖彦共編 弘文堂 1983
- 『青年期境界例 理論と治療の実際』森省二共著 金原出版 1984 新臨床医学文庫
- 『青年期精神衛生事例集』北村陽英共編著 星和書店 1985
- 『今日の神経症治療』編 金剛出版 1987
- 『不安の臨床』編 金剛出版 1994
- 『あすなろの10年 三重県立小児心療センターあすなろ学園10年史』編 三重県立小児心療センターあすなろ学園 1995
- 『青年期の精神医学』青木省三共編 金剛出版 1995
- 『学校カウンセリング』井上洋一共責任編集 岩崎学術出版社 2000 思春期青年期ケース研究
- 『災害と子どものこころ』編著 柳田邦男、井出浩、田中究著 集英社新書 2012
翻訳
編集- A.Z.シュヴァルツバーグ編『青年期境界例入門』監訳 岩崎学術出版社 1984
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.371
- ^ a b 清水將之『新訂 子ども臨床』日本評論社、2009年9月。ISBN 9784535804180。 巻末
- ^ a b “離人症の疾病学的研究 清水将之”. 国立国会図書館. 2012年10月26日閲覧。