浜中海水浴場駅
かつて日本の北海道留萌市に存在していた北海道旅客鉄道の臨時駅
浜中海水浴場駅(はまなかかいすいよくじょうえき)は、北海道留萌市浜中町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の臨時駅(廃駅)である。おおむね7月下旬から8月上旬までの期間限定で営業を行っていた。
浜中海水浴場駅 | |
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はまなかかいすいよくじょう | |
◄瀬越 (1.8 km) (2.2 km) 礼受► | |
所在地 | 北海道留萌市浜中町 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 留萌本線 |
キロ程 | 54.0 km(深川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1線(プラットホームなし) |
開業年月日 | 1989年(平成元年)7月23日[1] |
廃止年月日 | 1995年(平成7年)8月8日[1] |
備考 | 廃駅 |
歴史
編集駅構造
編集地上駅。プラットホームなどの設備は一切なく、列車は駅の設備の何もない所に止まり[4]、待機していたJR北海道の社員が、列車が停車するたびに車輌の出入口扉にタラップを取り付けて[4]乗降客の取扱を行うだけの駅であった[5]。
1995年シーズン時の列車運行状況
編集旭川駅 - 当駅間に海水浴客輸送を目的とした快速列車「かもめ号」が1往復運行されていた(下りは午前中、上りは午後)。下りはこの快速列車のみ停車した。上りは快速列車のほか、午後の普通列車2本が停車した。
その他
編集- 1993年(平成5年)7月26日、トラベルライターの横見浩彦が乗下車している。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、869頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』今尾恵介、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年5月、44頁。ISBN 978-4-10-790019-7。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、23頁。
- ^ a b 横見浩彦、牛山隆信『すごい駅』メディアファクトリー〈メディアファクトリー新書〉、2011年9月、122-123頁。ISBN 978-4840135399。
- ^ 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正、小学館、1983年7月、157頁。ISBN 978-4093951012。[出典無効]
参考文献
編集- 『乗った降りたJR四六〇〇駅』(新人物往来社)