池上裕子
日本の歴史学者 (1947-)
池上 裕子(いけがみ ひろこ、1947年11月 - )は、日本の歴史学者。専門は日本中世史。成蹊大学名誉教授。角川源義賞受賞。専門は戦国時代および近世移行期の社会経済史。
略歴
編集1947年(昭和22年)新潟県佐渡郡(現佐渡市)赤玉出身。新潟県立佐渡高等学校、新潟大学人文学部経済学科卒業後、一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了、1977年(昭和52年)同博士後期課程単位取得退学(経済史専攻で永原慶二門下[1][2])。
相模女子大学講師を経て、1991年(平成3年)成蹊大学助教授、1995年(平成7年)成蹊大学文学部教授。国際文学科主任。2001年(平成13年)日本国際文化学会発起人。同年中央大学で博士(史学)の学位を取得[3]。2013年4月1日、成蹊大学名誉教授の称号を受けた[4]。
2000年(平成12年)、『戦国時代社会構造の研究』で第22回角川源義賞を受賞した。 多数の歴史マンガの監修にもたずさわっている。
著書
編集単著
編集- 『戦国の群像』集英社版日本の歴史、1992年
- 『戦国時代社会構造の研究』校倉書房<歴史科学叢書、1999年
- 『織豊政権と江戸幕府』講談社<日本の歴史15>、2002年
- 『織田信長』吉川弘文館・人物叢書、2012年
- 『日本中近世移行期論』校倉書房<歴史科学叢書、2012年
共著
編集主な活動
編集学会
編集社会的活動
編集脚注
編集- ^ 昭和48年度 学位授与・単位修得論文
- ^ 同門に一橋大学経済学研究科教授池享、立教大学文学部教授蔵持重裕、東京大学名誉教授西田美昭、一橋大学名誉教授森武麿がいる
- ^ 池上裕子『戦国時代社会構造の研究』 中央大学〈博士(史学) 乙第279号〉、2001年。doi:10.11501/3191967。NAID 500000214440 。
- ^ “成蹊大学名誉教授称号授与一覧” (PDF). 成蹊大学 (2022年4月1日). 2024年10月5日閲覧。