水野由多加

日本の広告研究者

水野 由多加(みずの ゆたか、1956年 - )は、日本の広告研究者。関西大学社会学部教授。大阪市出身。

概要

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専門は広告研究である。ただし、個別の具体的な広告(作品と呼ばれるクリエイティブ、広告物)の論評や、マーケティング事例研究を超えて、学術的な水準で社会的なコミュニケーション現象としての「広告の研究」を行っている[1][2]

2007年から日本広告学会副会長[3][4]

学歴・職歴

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1979年慶應義塾大学文学部社会学専攻卒業[5][4]、1999年青山学院大学大学院経営学研究科博士後期課程期間満期退学[4]、1979年(株)電通入社[4]、2002年 京都工芸繊維大学デザイン経営工学科教授[6]、2004年 関西大学社会学部教授[4]、2006年 博士(商学)学位取得[7]、2009年~2010年   アメリカ合衆国ミズーリ大学コロンビア校スクール・オブ・ジャーナリズム[8]客員研究員[6]

受賞学術賞

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  • 2000年 - 日本広告学会学会賞(論文部門)
  • 2004年 - 日本広告学会学会賞(学術図書部門)・・・対象図書『統合広告論ー実践秩序へのアプローチ』[9]

著書

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  • (単著)『「そうだ 京都、行こう。」が長く続くわけ』交通新聞社新書、2024年。ISBN ‎ 978-4330054247。
  • (単著)『統合広告論ー実践秩序へのアプローチ』ミネルヴァ書房、初版2004年、改訂版2014年、新版2024年。ISBN 978-4623095421 
  • (編著)『広告表現 倫理と実務』宣伝会議、2009年。ISBN 978-4883352289 
  • (共編著)『広告コミュニケーション研究ハンドブック』有斐閣、2015年。ISBN 978-4641184275 妹尾俊之伊吹勇亮との共編著)
  • (共著)『広告効果論ー情報処理パラダイムからのアプローチ』電通、2001年。ISBN 978-4885531477 仁科貞文編著)
  • (共著)『デジタルライフ革命ー顧客たちのeコミュニティ』東洋経済新報社、2001年。ISBN 978-4492554302 古川一郎他編著)
  • (共著)『マーケティング・ダイアログー意味の場としての市場』白桃書房、1999年。ISBN 978-4561661054 石井淳蔵石原武政編著)
  • (共著)『新マーケティング情報論』ナカニシヤ出版、2003年。ISBN 978-4888487825 大脇錠一ほか編著)
  • (共著)『メディアスポーツへの招待』ミネルヴァ書房、2013年。ISBN 978-4623059416 黒田勇編著)
  • (共訳書)『ブランド!ブランド!ブランド!:理屈を超えた強さをいかに築くか』ダイヤモンド社、2003年。ISBN 978-4478502136 (ダリル・トラヴィス著木村達也川村幸夫訳)

論文

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  • NII学術情報ナビゲータ論文検索[1]

その他

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  • Pinterestで「広告研究」という名前のボードを持っている[10]
  • 2000年代から2010年代半ばまで、「千里一隅」というblogを持っていたが、現在はない(一部がウエイバックでキャプチャーされている)[11]

関連項目

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脚注

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外部リンク

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