母岩
地球科学
編集有用な鉱物[1]や温泉、化石[2]など、着目される資源を取り巻く母体を為している岩石のこと。キンバーライトより生ずるダイヤモンドのように、特定の母岩に育まれる鉱床も多い。 また、「土をつくる母」という意味で地表ちかくの岩石のこと[3]。
考古学
編集石器をつくる石材(原石)のこと[4]。転がっている石や河原石を使う場合が多いが、黒曜石や頁岩、サヌカイトなど産地の限られた石材の場合には転石を拾うばかりではなく、採掘もおこなう。母岩にまったく加工を施さずに石器として使用する場合があり、この場合には礫石器と呼んでいる。
脚注
編集- ^ 蒼月紫野 (2012). 12の石の精霊たち パワーストーンとの暮らし方. 実業之日本社. p. 93. ISBN 9784408109701
- ^ 平山廉 (2020). 面白くて眠れなくなる恐竜. 株式会社PHP研究所. p. 163. ISBN 9784569847313
- ^ 左巻健男 (2021). 1日1ページで小学生から頭がよくなる! 科学のふしぎ366. 株式会社PHP研究所. p. 103. ISBN 9784866631417
- ^ 広瀬和雄 (2007). 考古学の基礎知識. 角川学芸出版. p. 68. ISBN 9784047034099