檜谷昭彦
日本の国文学者
檜谷 昭彦(ひのたに てるひこ、1929年1月3日 - 1998年7月10日)は、国文学者。学位は、文学博士(慶應義塾大学・論文博士・1978年)(学位論文「井原西鶴研究」)。慶應義塾大学名誉教授。
略歴
編集東京生まれ。1953年慶應義塾大学文学部卒、1959年同大学大学院博士課程中退。慶應義塾大学助教授、教授、1978年「井原西鶴研究」で文学博士(慶應義塾大学)の学位を取得。1993年定年退任、名誉教授。専攻は近世日本文学。
著書
編集- 生きている敗者 実業之日本社 1978.3 (有楽選書)
- 日本人と嘘 ロングセラーズ 1978.11
- ことわざの世界 曖昧さと両義性 日本書籍 1979.11
- 井原西鶴研究 三弥井書店 1979.11
- 未練の文学 二人妻伝承考 日本放送出版協会 1980.12 (NHKブックス)
- 江戸時代の事件帳 仇討ち・殺人・かぶきもの-元禄以前の世相を読む PHP研究所 1985.1 (21世紀図書館)
- 西鶴論の周辺 三弥井書店 1988.7
- 私説いろはかるた物語 昭和を生きた友人へ 創拓社 1990.12
- 京都・名奉行の歴史読本 徳川安泰の鍵を握る7つの事件帳 知られざる江戸時代史 青春出版社 1998.2 (プレイブックス)
共著・校訂など
編集記念論集
編集- 三田文学の系譜 桧谷昭彦教授還暦記念論文集 近代篇 中村三代司、松村友視編 三弥井書店 1988.12
脚注
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