椎坂バイパス
椎坂バイパス(しいさかバイパス)は、群馬県沼田市利根町大原から同市白沢町生枝に至る国道120号のバイパス道路である。
一般国道 | |
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椎坂バイパス 国道120号バイパス | |
路線延長 | 4,28 km |
開通年 | 2013年 |
起点 | 日本 沼田市利根町 |
終点 | 日本 沼田市白沢町 |
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概要
編集椎坂峠越えのルートの下を貫く二本のトンネル工事は2009年10月に開始され、当初は2014年の完成を目標としていたが[1][2]、全長のうち2.51 kmのトンネル区間が2013年(平成25年)11月22日に開通することとなった[3]。これにより、積雪がない期間の通過時間が14分が5分に、冬季は約20分が7分に短縮されることとなった。
当初は一本のトンネルで結ばれる計画だったが、計画変更によって椎坂利根トンネルと椎坂白沢トンネルの二本が建設された[4]。
旧道の椎坂峠の沼田側には長い登坂車線が設置されていたが、椎坂トンネルは全線二車線で開通した。トンネル内には両側に幅2.0メートルの歩道があり[4]、自転車や徒歩でも往来することが可能になっている。
路線データ
編集- 起点 : 群馬県沼田市利根町大原
- 終点 : 群馬県沼田市白沢町生枝
- 延長 : 4.28 km
- 規格 : 第3種第2級
- 道路幅員 : 10.25 m
- 車線数 : 2車線
- 車線幅員 : 6.5 m
- 設計速度 : 50 km/h
歴史
編集路線状況
編集道路施設
編集- 椎坂白沢トンネル
- トンネル延長 : 1,653 m
- 幅員 : 10.25 m
- 掘削工法 : NATM工法
- 椎坂利根トンネル
- トンネル延長 510 m
- 幅員 : 10.25 m
- 掘削工法 : NATM工法
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集- 国道120号(現道) : 沼田市白沢町、利根町
座標
編集- 起点北緯36度40分06秒 東経139度11分17秒 / 北緯36.668293度 東経139.188167度
- 椎坂利根トンネル東口北緯36度40分03秒 東経139度11分05秒 / 北緯36.667512度 東経139.184691度
- 椎坂利根トンネル西口北緯36度39分57秒 東経139度10分46秒 / 北緯36.665787度 東経139.179407度
- 椎坂白沢トンネル東口北緯36度39分53秒 東経139度10分40秒 / 北緯36.664827度 東経139.177792度
- 椎坂白沢トンネル西口北緯36度39分35秒 東経139度09分45秒 / 北緯36.659723度 東経139.162493度
- 終点北緯36度39分36秒 東経139度09分43秒 / 北緯36.660097度 東経139.161940度
- 椎坂峠北緯36度39分17秒 東経139度10分17秒 / 北緯36.654718度 東経139.171371度
- 数坂峠北緯36度39分48秒 東経139度10分17秒 / 北緯36.663445度 東経139.171478度
脚注
編集- ^ “<フォトニュース:平成21年11月/群馬県沼田市>国道120号椎坂2号トンネル工事着工式・安全祈願祭”. 沼田市ホームページ. 2013年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
- ^ “椎坂バイパス沼田着工へ 3年で46億円県が提案方針 尾瀬などへ時間短縮”. 上毛新聞ホームページ (2009年5月20日). 2011年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
- ^ “【10月2日】国道120号椎坂バイパス トンネル区間(沼田市利根町~沼田市白沢町)が 11月22日に開通(道路整備課)”. 群馬県. 2013年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
- ^ a b “椎坂バイパス・新ルートが決定/事業費は24億円減/16年度に詳細設計”. 日本工業経済新聞社 (2004年3月9日). 2023年6月24日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 群馬県ホームページ 椎坂バイパス
- 椎坂トンネル建設について - ウェイバックマシン(2015年9月24日アーカイブ分)