桑名京橋駅
かつて日本の三重県桑名市にあった三重交通の駅
桑名京橋駅(くわなきょうばしえき)は、かつて三重県桑名市京橋町にあった三重交通(現・三岐鉄道)北勢線の駅である。1961年(昭和36年)11月1日の当駅 - 西桑名間廃止と同時に廃駅となった[1]。
桑名京橋駅 | |
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くわなきょうばし KUWANAKYOBASHI | |
(0.7 km) 西桑名► | |
所在地 | 三重県桑名市京橋町 |
所属事業者 | 三重交通 |
所属路線 | 北勢線 |
キロ程 | 0.0 km(桑名京橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1914年(大正3年)8月5日 |
廃止年月日 | 1961年(昭和36年)11月1日 |
歴史
編集- 1915年(大正4年)8月5日:当駅 - 大山田(後の西桑名)間0.7kmが開業[1]。同時に北勢鉄道の桑名町駅(くわなまちえき)として開業[1]。
- 1934年(昭和9年)6月27日:社名変更により北勢電気鉄道の駅となる[1]。
- 1944年(昭和19年)2月11日:会社合併により、三重交通の駅となる[1]。
- 1945年(昭和20年)7月19日:当駅 - 西桑名間が戦災のため運輸営業休止[1](申請は8月12日、認可は10月29日)。
- 1948年(昭和23年)9月24日:当駅 - 西桑名間の運行再開[1]。桑名京橋駅に改称[1]。新駅名は一般公募によるものであった。
- 1953年(昭和28年)9月:当駅付近に北勢線初の自動踏切警報機を設置。
- 1961年(昭和36年)11月1日:当駅 - 西桑名間廃線に伴い駅廃止[1]。(認可は9月25日)国道1号線の混雑対策による平面交差解消のため[2]。
駅構造
編集島式ホーム1面2線の有人駅であった。
駅周辺
編集駅跡地は桑名病院の駐車場となっており、現地に駅があった名残はほとんど無い。
- 三重県道613号福島城南線
- 桑名市総合福祉会館
- 桑名市民会館
- 桑名別院本統寺
- 桑名市博物館
- 桑名市立精義小学校
隣の駅
編集- 三重交通
- 北勢線
- 桑名京橋駅 - 西桑名駅
脚注
編集参考文献
編集- 木下辻松(2016)"軽便鉄道・廃線地域のいまむかし"目崎茂和 編『古地図で楽しむ三重』(爽BOOKS、風媒社、2016年2月25日、151p. ISBN 978-4-8331-0167-7):113 - 124.