桂 文鹿(かつら ぶんろく、1969年11月17日 - )は奈良県奈良市出身の落語家。 本名∶大倉 有展。 所属はフリー。出囃子は「キューピー」

かつら 文鹿ぶんろく
桂(かつら) 文鹿(ぶんろく)
結三柏は、桂文枝一門の定紋である。
本名 大倉おおくら 有展ありのぶ
生年月日 (1969-11-17) 1969年11月17日(55歳)
出身地 日本の旗 日本奈良県奈良市
師匠 桂文福
弟子 桂白鹿
桂雪鹿
名跡 1. 桂ちゃん好
(1994年 - 2004年)
2. 桂文鹿
(2004年 - )
出囃子 キューピー
活動期間 1994年 -
活動内容 上方落語
所属 フリー
公式サイト 桂文鹿ホームページ
受賞歴
第9回繁昌亭大賞創作賞(2014年)
第14回繁昌亭大賞奨励賞(2019年)
備考
上方落語協会会員(1994年 - 2022年)

来歴

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大谷大学卒業後、1994年5月に桂文福に入門し「桂ちゃん好」を名乗る[1]落語家としての内弟子修行が満了するや、ボクシングの練習に励み、陽光アダチジム所属のプロボクシング選手となる。大阪府立体育会館にて二度の試合に臨んだが辛酸をなめる結果となりボクシング選手を引退。以後落語に専念する。[要出典]

2004年9月に「桂文鹿」へ改名[1][2]

2014年に所属を解消し松竹芸能より独立。

2014年 第9回繁昌亭大賞創作賞を受賞[1]

2019年に第14回繁昌亭大賞奨励賞を受賞。

2022年1月、上方落語協会を退会。

2022年1月7日、文鹿一門とファンの交流サイト「ぶんろくらぶ」開設。会員限定 文鹿一門トーク番組【ぶんろくらぶチャンネル】開設。

2024年11月17日、奈良県葛城市「相撲館けはや座」にて芸歴三十周年「記念落語会」と「噺家相撲大会」を開催。

人物

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郷土芸能竹春座(たけはるざ)の塩路鐵砲水に師事し「河内にわか」の継承にも努める。

芸風

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毎年、インド、オリッサ州に1ヶ月間滞在し、缶詰状態で1年分の新作を書き上げる[要出典]。新作落語は「さわやかシリーズ」と呼ばれ「人間の卑屈」をテーマとする[1]

「さわやか健康ランド」 「さわやか航空652便」 「紙相撲風景」 「住之江第8埠頭」「天覧文福一門会」「さわやか勝負パンツ」「さわやか警備保障」「提灯と唐傘の恋物語」「さわやか回転寿司」「ルンペン」「さわやかプロレス」「おみくじ製作所」「くろしお1号」「さわやか路線バス」「ファンヨンチョル」「銃撃戦」「困客万来」「俺たち暴走族」など「先輩」と「阪下」を主人公とした爆笑作品を次々と生み出す。

舞台の出で立ちは羽織を着ず、常に紺色の着流一丁で、左胸に牝鹿、右胸に雄鹿の紋を付け、左の肩袖には大きな鹿の文字。腰には大相撲の立行司のごとくスベッた時には腹を斬る覚悟の象徴として脇差を手挟んでいる。 出囃子が鳴り出すと、帯を数回叩く音が客席まで響き、シュッという気合を入れ登場する。

著書

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  • 『アトピーを3ヶ月で完治させた超秘策』浪速社、2012年

弟子

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脚注

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  1. ^ a b c d 桂文鹿 - 上方落語協会(上方落語家名鑑)
  2. ^ 「桂文鹿」を名乗る落語家は3代目小文枝門下にかつて存在したが廃業している。

関連項目

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外部リンク

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