桂 三河(かつら さんが、1986年9月25日 - )は、六代桂文枝一門に属する落語家。本名∶藤野 英介鳥取県米子市出身。上方落語協会会員。吉本興業所属。出囃子は『貝殻節』。

かつら 三河さんが
桂(かつら) 三河(さんが)
結三柏は、桂文枝一門の定紋である。
本名 藤野 英介
生年月日 (1986-09-25) 1986年9月25日(38歳)
出身地 日本の旗 日本鳥取県米子市
師匠 六代桂文枝
出囃子 貝殻節
活動期間 2008年 -
活動内容 上方落語
所属 吉本興業
公式サイト 桂三河のブログ
備考
上方落語協会会員

経歴

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大阪人間科学大学在学中の2008年10月に桂三枝(現:6代桂文枝)に入門[1]。芸名の『三河』は、文枝の本名の姓「河村」から一字取ったもので[2]、落語の新しい流れを作ってほしいという願いが込められている[3]

落語家として関西を中心に活動し、2015年11月、西成区玉出に若手芸人向けの落語劇場「玉出フォーラム」が開設された際には、こけら落としとなる公演に出演[4]

また、吉本興業が企画したあなたの街に住みますプロジェクトにおける「住みます芸人」として、2014年3月には鳥取県三朝町にある三朝温泉に1か月間暮らし[2]、2016年8月には秋田県の「住みます芸人」に就任した[5] 。秋田県の初代「住みます芸人」は兄弟子にあたる桂三若で、三河は3代目にあたる。

兄弟子である桂三若から「秋田県市町村合併前69市町村落語巡り」を託され、現在も県内各地を巡っている。

2017年12月より地域活性化の一環として湯沢市サンロード商店街、サンサンプラザ(旧おもちゃのふみお)にて、同じくよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のちぇすと月1回定例の寄席公演を始める。通称「湯沢よしもとサンサン寄席」、毎月第2水曜日18:30~。

脚注

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  1. ^ 落語家名鑑-桂三河”. 天満天神繁昌亭. 2016年8月9日閲覧。
  2. ^ a b 桂三河が鳥取県三朝温泉の“住みます芸人”に!会見では師匠・桂文枝が激励”. よしもとニュースセンター. 吉本興業 (2014年2月21日). 2016年8月9日閲覧。
  3. ^ 桂三河 三代目秋田県住みます芸人お披露目会見を開催”. よしもと住みます芸人47web. 吉本興業 (2016年8月8日). 2016年8月9日閲覧。
  4. ^ 次世代の落語家を育成する劇場「よしもと玉出フォーラム」を大阪・玉出に開設!”. よしもとニュースセンター. 吉本興業 (2015年11月20日). 2016年8月9日閲覧。
  5. ^ “秋田にいらっしゃ~い 「住みます芸人」の桂三河さんが着任”. 産経ニュース (産経新聞社). (2016年8月9日). https://www.sankei.com/article/20160808-XNVORVAKW5JYJGARBBI6WKAI2E/ 2016年8月9日閲覧。 

外部リンク

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