栃津川
栃津川(とちづがわ)は、富山県中新川郡立山町などを流れる二級水系白岩川水系の河川。流長16.7㎞、流域面積36km2、平均河床勾配60分の1の急流河川である[1]。
栃津川 | |
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水系 | 二級水系 白岩川 |
延長 | 16.7 km |
流域面積 | 36 km2 |
水源 | 立山町座主坊地内 |
河口・合流先 | 白岩川 |
流域 | 富山県中新川郡立山町 - 立山町・上市町 - 立山町 - 立山町・舟橋村 - 立山町 |
河川概要
編集立山町座主坊を水源とし、岩峅寺付近で常願寺川扇状地の東緑を北流[2]。途中右支流黒谷川、左支流高野川ほか3用排水を合わせ、立山町泉・上市町新清水地区で白岩川に合流する。灌漑用水としても利用されている[1]。
河川の断面積が狭く、途中で屈曲が激しいので、出水による被害が度々発生した[2]。1969年(昭和44年)の出水を機に、1973年(昭和48年)から中小河川改修事業に着手している[1]。
地質
編集山間部は新第三紀岩稲累層の火砕岩、平野部は常願寺川の段丘または扇状地堆積物上を流れる。
自然
編集流域内面積では水田が48%を占め、森林植生は52%であった。森林植生内ではコナラ・アカマツ林が26%、スギ植林が15%、ブナ・ミズナラ林が11%であった。 魚類では勾配が緩いことからコイ科が5種と多く発見された。県内で記録の少ないものではゴクラクハゼ、とカワヨシノボリが確認された [3]。
別称
編集脚注
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