柳佐知

ニュースキャスター・リポーター

柳 佐知(やなぎ さち、1982年昭和57年〉3月28日 - )は、鹿児島県を拠点に活躍する日本のフリーアナウンサー会社役員。渕上印刷取締役[1]

やなぎ さち
柳 佐知
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 鹿児島県鹿児島市
生年月日 (1982-03-28) 1982年3月28日(42歳)
最終学歴 上智大学文学部フランス文学科
職歴MBC南日本放送アナウンサー
担当番組・活動
出演中 わたしらしくクラシック
出演経歴 本文参照

略歴

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鹿児島市出身。中学生と高校生の頃は伊佐市で寮生活をしていた。上智大学文学部フランス文学科へ進学しフランス留学もした後に卒業。2005年(平成17年)11月2日、第2代・かごしま親善大使に就任[2][注釈 1]

かごしま親善大使としての2年間の任期終了後、エフエム鹿児島フレンズFMでのラジオパーソナリティとしての約6年間の活動を経て、MBC南日本放送報道部リポーターとなる。2012年(平成24年)4月よりMBCニューズナウのリポーターとなり、2013年(平成25年)11月には、前任の竹内梢キャスターの退社に伴い同番組のニュースキャスターに抜擢。2014年(平成26年)10月、かごしま4MCとなる。

2018年(平成30年)3月末に退職[1]。結婚し4月からフリーアナウンサーとして活動[1]。司会や、朗読コンサート、企業研修などを行う。36歳で子宮頸癌が見つかり、2019年(平成31年)2月20日、鹿児島大学病院においてロボット手術で腫瘍のある子宮頸癌のみを摘出し、それ以外の子宮を温存する手術を行う[1]。手術後の数年は後遺症に悩んだが、2021年(令和3年)11月に妊娠が判明[1]。同病院で処置を行いながら妊娠期間を過ごすが、2022年(令和4年)3月上旬に前期破水し8日に死産[1]

2023年(令和5年)3月26日、第51回・鹿児島陶芸展の創作部門において、桜島大根を模した作品「桜島大根マグマのめぐみをいただきます」で、陶芸歴6年にして優秀賞を獲得[3][4]。2023年(令和5年)4月2日からは、MBCラジオでクラシック音楽を扱う日曜17時からの30分番組『わたしらしくクラシック』にレギュラー出演。

2023年12月、離婚。

担当番組

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ラジオ

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  • わたしらしくクラシック(2023年〈令和5年〉4月2日 - 、MBCラジオ[5]

過去の担当番組

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  • MBCニューズナウ 月曜日キャスター(2013年〈平成25年〉11月 - 2014年〈平成26年〉3月、MBCテレビ)
  • かごしま4 月 - 金曜日キャスター(2014年〈平成26年〉10月 - 2018年〈平成30年〉3月、MBCテレビ)
  • MBCニュース

書籍

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  • あさひと生きる 子宮頸がん手術を乗り越えて天使のママになったわたし(2023年〈令和5年〉8月8日、渕上印刷)

脚注

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注釈

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  1. ^ 前身のミス鹿児島から平成17年度に名称を変え創設。

出典

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  1. ^ a b c d e f 「子宮頸がん理解深めて 元キャスターの柳佐知さん 闘病、早産の子の死 手記に」『南日本新聞』2023年4月6日、12面。
  2. ^ がんと向き合う 柳佐知さん」『Felia!』第576号、南日本新聞社、2023年9月2日、1頁、2023年9月17日閲覧 
  3. ^ 「第51回鹿児島陶芸展 完成と技 土に込め」『南日本新聞』2023年4月5日、10面。
  4. ^ 「第51回鹿児島陶芸展 受賞者喜びの声」『南日本新聞』2023年4月6日、12面。
  5. ^ MBCラジオ『わたしらしくクラシック』”. MBC南日本放送. 2023年4月11日閲覧。

外部リンク

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