松本南海雄
松本 南海雄(まつもと なみお、1943年3月4日 - )は、日本の実業家、薬剤師。マツキヨココカラ&カンパニーの会長。日本チェーンドラッグストア協会名誉会長・常任理事。千葉県松戸市出身。千葉県立東葛飾高等学校、日本大学理工学部薬学科(現・日本大学薬学部)卒業[1]。旭日小綬章を受章。
人物・略歴
編集マツモトキヨシの創業者である松本清の次男として生まれる。元社長で衆議院議員を務めた松本和那は兄、マツモトキヨシHD社長の松本清雄は長男[2]、マツモトキヨシ現社長の松本貴志は次男にあたる[3]。
高校生のとき、和那が勘当されて駆け落ちしたため(後に許される)、文系志望だった南海雄が急遽、跡継ぎとして理工学部薬学科(日本大学)に進学させられたというエピソードがある[4]。和那が社長の傍ら県会議員や国会議員でもあったため、副社長時代にマツモトキヨシの実質トップとなっており、2001年2月に正式に社長に就任している。
2007年10月1日からは、マツモトキヨシHDの社長も兼務。さらにその後、HDの会長兼社長に就き、不採算店の収益改善などの改革を主導。2014年4月1日には改革に一定の目途がついたため、代表取締役会長専任となる[5]。
脚注
編集- ^ “マツキヨ繁盛記(3)高校3年の夏、突然の進路変更 マツキヨココカラ&カンパニー会長 松本南海雄氏”. 日本経済新聞 (2022年1月30日). 2024年5月4日閲覧。
- ^ 「マツキヨHD、松本清雄副社長が社長に昇格 現社長の長男」日本経済新聞2014/2/14付
- ^ “マツキヨココカラ、松本貴志専務に代表権 南海雄会長は代表権外れる”. 小売・流通業界で働く人の情報サイト_ダイヤモンド・チェーンストアオンライン. 2023年7月16日閲覧。
- ^ 大塚英樹 (2015年5月7日). “「成功するトップの絶対条件」=7 松本南海雄(マツモトキヨシホールディングス会長)時代に合わせて企業環境も変える”. 現代ビジネス 2015年7月16日閲覧。
- ^ “マツキヨHD、松本清雄副社長が社長に昇格 現社長の長男”. 日本経済新聞. (2014年2月14日) 2015年7月16日閲覧。
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