松竹梅 (お笑い)
日本のお笑いトリオ (1985-1992)
(松みのるから転送)
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2022年10月) |
松竹梅(しょうちくばい)はかつて存在したトリオコントのお笑いグループ。ホリプロに所属していた。「コント松竹梅」とも言う。
コント松竹梅 | |
---|---|
メンバー |
松みのる 梅村達也 竹田倫克 |
結成年 | 1985年 |
解散年 | 1992年 |
事務所 | サワズ・カムパニー→フリー→ホリプロ |
活動時期 | 1985年 - 1992年 |
師匠 |
松みのる(竹田、梅村) 平川幸男(Wヤング)(松) |
現在の活動状況 | 解散 |
芸種 | コント |
過去の代表番組 | お笑いスター誕生!! |
メンバー
編集- 松みのる(兵庫県出身、1953年1月14日 - )
- リーダー。本名・松下信幸。
- Wヤング(平川・中田の初代コンビ)に師事。厳しい修業時代を過ごす。
- 「松みのる・杉ゆたか」のコンビで吉本興業より漫才師として1977年にデビュー。島田紳助・松本竜介と同時期に活躍したが、漫才ブームに乗り損ね[注 1]、結局吉本と折り合いが悪くなりコンビを解散した。
- 2013年2月13日に生前葬を実施[1][2]。
- 梅村達也(大阪府出身、1966年3月5日 - )
- 本名・中村達也。師匠並びに芸名の名付け親は相棒の松みのる。
- プロレスファンで、宮戸優光が設立した『U.W.F.スネークピットジャパン』の会員だった。また川田利明と親交があり、必殺技であるストレッチ・プラムを考案したのは梅村である。技の名前であるプラムは、梅村の梅である。
- 竹田倫克(大阪府出身、1962年5月14日 - )
- 本名・信田倫克。師匠並びに芸名の名付け親は相棒の松みのる。
概要
編集吉本興業を辞めた松みのるが、たまたま知り合った中村達也、信田倫克の二人とトリオを1985年に結成。「これからのお笑いはルックスも良くなければならない」と再度吉本に売り込んだが、相手にされず東京に移駐。
『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ)のオーディションに合格し、第5回オープントーナメントサバイバルシリーズで初登場。二回戦から行った女装コントが大受けし、そのまま決勝まで進出。第3位で敢闘賞を受賞し、その後決勝進出の常連となる。同時デビューだったウッチャンナンチャンとともに番組の人気者となった。その頃、サワズカムパニーに所属するも、マネージャーと喧嘩別れをしている。
『お笑いスター誕生!!』終了後の1989年にスカウトされ、ホリプロ第一号お笑いタレントとなる。またホリプロお笑い部門の立ち上げに尽力。[3]
担当マネージャーとの関係が悪くなり、仕事を干されるようになった。松は3人で退社するつもりだったが、[要出典]梅村と竹田がマネージャーに説得されてホリプロに残ることを決めたため、1992年にトリオを解散。松のみ退社した。
梅村と竹田は「ザ・ディスカス」を結成したが、1997年に解散。竹田はそのまま芸能界を引退。梅村もピン芸人として活動していたが、数年で芸能界を引退した。
松は裏方に回り、お笑いライブなどのプロデュースを中心として活動。松稔お笑い塾やお笑いショーのあるレストラン 笑龍門、各種交流会を主宰している。なお、鳥居みゆきはここの出身。2009年1月には、松がプロデュースするお笑いプロダクション『笑築売』(しょうちくばい)を設立した。
テレビ
編集松みのる・杉ゆたか時代
編集- 笑ってる場合ですよ(フジテレビ)
- お笑いネットワーク(読売テレビ)
- ナイトパンチ(関西テレビ)
- ノックは無用!(関西テレビ)
- やすきよの腕だめし運だめし(読売テレビ)
- 11PM(読売テレビ・日本テレビ制作)
- ABC漫才・落語新人コンクール(朝日放送)
- 元祖どっきりカメラ(日本テレビ)
- ワイドサタデー(朝日放送)
- 5時SATマガジン(中京テレビ)
- NHK上方漫才コンテスト(1980年、NHK総合)
- こんにちは2時(テレビ朝日)
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(日本テレビ)
コント松竹梅時代
編集- お笑いスター誕生!!(1985年5月11日 ‐ 1986年9月27日、日本テレビ)
- お笑いマンガ道場(中京テレビ)
- 花王名人劇場(関西テレビ)
- ザ・テレビ演芸(テレビ朝日)
- こだわりTV PRE★STAGE(テレビ朝日)
- SUPER WEEKEND LIVE 土曜深夜族(TBSテレビ)
- 演芸ひろば(1991年9月8日、NHK総合)
- 夕やけニャンニャン(フジテレビ)
- ききわけのない悪魔達(テレビ東京)
- お笑い夏の祭典(TBSテレビ)
- ロックは無用!(関西テレビ)
- 流行笑会(CBCテレビ)
- 爆笑エンターティナー全員集合(1986年、読売テレビ)
- '86ABC漫才・落語新人コンクール(1986年1月15日、朝日放送「ABCホリデーワイド」枠)
- EXテレビ(読売テレビ・日本テレビ制作)
- 平成あっぱれテレビ(日本テレビ)
- ゲーム・史上最大の作戦(TBSテレビ)
- 邦子のタッチミー(TBSテレビ)
- 肝試し・ドッキリTV(テレビ東京)
- おもしろ文珍CLUB(朝日放送)
- いきなり!クライマックス(1990年、TBSテレビ)
- 宇宙刑事シュワッチ(TBSテレビ「ドラマ22」枠)
ザ・ディスカス時代
編集- GAHAHAキング 爆笑王決定戦(テレビ朝日、4週勝ち抜き)
ラジオ
編集- ハイヤングKYOTO(KBS京都) ‐ 松みのる・杉ゆたか時代
- 吉田照美のやる気MANMAN!(文化放送) ‐ コント松竹梅時代
テレビCM
編集受賞歴
編集松みのる・杉ゆたか時代
編集- 1980年:大阪若手漫才集団「笑の会」として文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞受賞
コント松竹梅時代
編集- 1985年:「お笑いスター誕生!!」敢闘賞・最優秀個人賞・団体戦優勝
- 1986年:「第7回ABC漫才・落語新人コンクール」新人賞(本選出場)
- 1986年:「お笑いスター誕生!!」ウッチャンナンチャンに負け惜しくも準優勝・団体戦優勝二連覇