東京富士美術館
東京都八王子市にある美術館
東京富士美術館(とうきょうふじびじゅつかん)は、東京都八王子市に所在する美術館。
東京富士美術館 Tokyo Fuji Art Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | 日本美術・東洋美術・西洋美術 |
管理運営 | 公益財団法人東京富士美術館 |
開館 | 1983年(昭和58年)11月3日 |
所在地 |
〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1 |
位置 | 北緯35度41分12秒 東経139度19分46.6秒 / 北緯35.68667度 東経139.329611度座標: 北緯35度41分12秒 東経139度19分46.6秒 / 北緯35.68667度 東経139.329611度 |
外部リンク | 東京富士美術館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集1983年(昭和58年)11月3日開館。創価学会名誉会長・創価学会インタナショナル(SGI)会長である池田大作によって創立された。「世界を語る美術館」をモットーに、西洋・東洋の様々な芸術作品(絵画、彫刻、版画など)約3万点を所蔵している。なかでもルネサンスから現代にいたる西洋絵画500年の流れを概観することを可能にする名作およそ100点は常設展示されている。さらに、特定のテーマのもとに当館所蔵品や世界各国の美術館からの貸出品を展示する企画展、また世界各国の文化を紹介する海外交流展なども随時開催している。2008年(平成20年)には新館がオープンした。開館にあたっては、美術史家であるルネ・ユイグの力が大きかった[1]。
創価大学・創価女子短期大学、創価学会東京牧口記念会館に隣接している。2017年(平成29年)5月現在、創価学会会長の原田稔が名誉館長を務めている。
交通アクセス
編集《バス》
- JR八王子駅から15分
- 北口・西東京バス12番のりばより
- (平日・土曜の始発から12:27発までは14番のりば)
- 京王八王子駅から20分
- 西東京バス4番のりばより
- 「創価大正門東京富士美術館行き」
- 「創価大学循環」
《車》
- 中央高速八王子インターチェンジ
- 第2出口より八王子市街方面へ進み、国道16号に合流。
- 三つ目の信号(谷野街道入口)を右折、直進し、二つ目の信号(谷野町)を右折。
- 圏央道あきる野インターチェンジ
- 秋留橋を左折し、国道411号線(滝山街道)に合流。
- 国道16号方面(八王子市方面)へ直進(6 km)。
- 純心学園前交差点を右折し直進(700 m)。
《駐車場》
美術館敷地内に2つの無料専用駐車場(西口駐車場約40台、A駐車場約50台)
所蔵作品例
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ジョシュア・レノルズ『少女と犬』(1780年頃)
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ジャン=マルク・ナティエ『ジョフラン夫人』(1738年)
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エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン『ユスーポフ公爵夫人像』(1797年)
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ローレンス・アルマ=タデマ『古代ローマのスタジオ』(1874年)
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アメデオ・モディリアーニ『ポール・アレクサンドル博士』(1909年)
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蝶蜻蛉尽葵紋蒔絵蝶形兜(江戸時代・18世紀)
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鉄地肉色漆塗烈勢目の下頬当 曲輪付(江戸時代・18世紀)
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黒蝋色塗鞘大小拵の[鐔・縁頭・目貫]銘 石黒政美作(18世紀か19世紀・江戸時代)、[小柄、笄]銘 柳川直政作(18世紀・江戸時代)
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伊達氏の順姫(むねひめ)用の竹雀紋竪三引両紋牡丹唐草蒔絵女乗物(江戸時代・18世紀)
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竹貼源氏蒔絵提重(江戸か明治時代・19世紀)
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布引瀧蒔絵印籠箪笥(江戸か明治時代・19世紀)
その他
編集脚注
編集- ^ “フランス絵画の精華 ルネ・ユイグのまなざし 大様式の形成と変容”. 毎日新聞社 (2019年8月5日). 2019年10月7日閲覧。
- ^ 菅首相、創価学会系の美術館を訪問
- ^ 公明に秋波? 首相、創価学会系美術館で特別展鑑賞
- ^ 当初は柔軟だった公明党をキレさせた菅直人の「稚拙な言動」
関連項目
編集- 創価学会
- 創価大学 - 隣接。
- 創価女子短期大学 - 隣接。
- 創価学会東京牧口記念会館 - 隣接。
外部リンク
編集- 東京富士美術館 - 公式ウェブサイト
- ナポレオン・コレクション