杉山洋一
日本の現代音楽の作曲家、指揮者
略歴
編集桐朋学園大学作曲科を卒業後、1996年にイタリアへ留学[1]。指揮をエミリオ・ポマリコ、岡部守弘に、作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに師事[1]。2021年、現在はミラノに在住し、ミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院で教鞭を取っている[1]。
受賞歴
編集- サンマリノ共和国サンタアガタ騎士勲章 (2010年)
- 第13回佐治敬三賞 (2013年)[2]
- イタリアAmadeusディスク大賞 (2015年)
- 第2回一柳慧コンテンポラリー賞 (2016年)[3]
- 芸術選奨文部科学省大臣新人賞 (2018年)
- 齋藤秀雄メモリアル基金賞[4]
- 芸術選奨文部科学大臣賞(音楽部門)[5]
主要作品
編集- 大統領令に基づく打楽器奏者のための「壁」
- 打楽器のための「ツリーネーション」
- バンショワおよびイスラエル国歌、パレスチナ古謡による「かなしみにくれる女のように、による断片、変奏、再構築」
- チベット民謡による「馬」
- サロウィワのインタビューによる五重奏のための「アフリカからの最後のインタビュー」
- ブリアート族シャーマンの旋律に基づく三味線と弦楽合奏のための「歩み」
- オーケストラのための「自画像」[6]
脚注
編集出典
編集- ^ a b c “杉山洋一|ONTOMOナビゲーター”. 音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “第13回(2013年度)佐治敬三賞は「東京現音計画♯01~イタリア特集I:コンポーザーズセレクション1・杉山洋一」および「東方綺譚 “Nouvelles Orientales de Marguerite Yourcenar”」に決定 2014.3.31 ニュースリリース サントリー”. www.suntory.co.jp. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “第2回「一柳 慧 コンテンポラリー賞」受賞者決定のお知らせ « カメラータ・トウキョウ ニュース”. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “齋藤秀雄メモリアル基金賞”. www.tokyo-concerts.co.jp. 東京コンサーツ. 2024年6月19日閲覧。
- ^ “芸術選奨文部科学大臣賞”. www.tokyo-concerts.co.jp. 東京コンサーツ. 2024年6月19日閲覧。
- ^ “杉山洋一:『自画像』オーケストラのための”. www.suntory.co.jp. www.suntory.co.jp. 2021年11月1日閲覧。
外部リンク
編集- yoichi sugiyama (@shimotaya) - X(旧Twitter)
- 杉山洋一 | TOKYO CONCERTS
- 杉山洋一 – 水牛のように(日記)