朝比奈慧
(朝比奈慶から転送)
朝比奈 慧(あさひな けい、11月19日 - )は、元宝塚歌劇団・宙組男役で、現在は女優。2013年4月に朝比奈 慶から改名。
略歴
編集1993年、79期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は40人中13番[1]。月組『グランドホテル/BROADWAY BOYS』で初舞台。翌1994年1月7日[1]、花組へ配属。
1996年、バウホール公演『HURRICANE』でヒロイン役に抜擢される。
1998年、宙組創設メンバーの一人として、組替え。香港公演に参加。
2002年3月24日[1]、『カステル・ミラージュ -消えない蜃気楼-』/『ダンシング・スピリット』の東京公演千秋楽をもち、宝塚歌劇団を退団。
退団後は、舞台を中心に活動している。
2013年4月、芸名を朝比奈慶から朝比奈慧へ改名。
宝塚時代の主な舞台出演
編集花組時代
編集- 1996年3月、『HURRICANE』(バウ・東京特別・名古屋特別)ゼニス *バウホールヒロイン
- 1996年6月、『ハウ・トゥー・サクシード -努力しないで出世する方法-』新人公演:ギャッチ(本役:海峡ひろき)
- 1997年2月、『失われた楽園 -ハリウッド・バビロン-』新人公演:デヴィッド・ムーア(本役:初風緑)/『サザンクロス・レビュー』
- 1997年4月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)ウィリー
- 1997年10月、『白い朝』(バウ・東京特別)金太
宙組時代
編集- 1998年1月、『夢幻宝寿頌』/『This is TAKARAZUKA!』(香港)
- 1998年3月、『エクスカリバー』トーマス、新人公演:アンドリュー(本役:湖月わたる)/『シトラスの風』
- 1998年9月、『バウ・ボヤージュ!』(バウ)
- 1998年10月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』シュテファン、新人公演:フランツ・ヨーゼフ(本役:和央ようか)
- 1999年4月、『エクスカリバー』ポール/『シトラスの風』(全国ツアー)
- 1999年6月、『激情 -ホセとカルメン-』新人公演:エスカミリオ(本役:湖月わたる)/『ザ・レビュー 99』
- 1999年9月、『TEMPEST -吹き抜ける九龍-』(バウ)エアリエル
- 2000年6月、『うたかたの恋』ブラッドフィッシュ/『GLORIOUS!!』(全国ツアー)
- 2000年8月、『望郷は海を越えて』ピョートルIII/『ミレニアム・チャレンジャー!』
- 2000年9月、『紫吹淳コンサート・ALL ABOUT RIKA』(東京特別)
- 2001年2月、『望郷は海を越えて』ピョートルIII/『ミレニアム・チャレンジャー!』(中日)
- 2001年4月、『ベルサイユのばら2001 -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』デュガゾン
- 2001年11月、『カステル・ミラージュ -消えない蜃気楼-』カーター/『ダンシング・スピリット!』 *退団公演
退団後の主な活動
編集舞台
編集- 演劇ユニットトレランス第2回公演『ルネッサンス』(2003年)
- 演劇ユニットトレランス番外公演 BROKEN『ロミオとジュリエット』(2003年)
- 『PURE LOVE』(2003年)
- 演劇ユニットトレランス第3回公演『クレオパトラの鼻』(2004年)
- REVO『la vie』(2004年)
- アルターエゴプロデュースミュージカル『マザー』(2004年)
- リリパットアーミーII『時の男〜匂うがごとく今盛りなり〜』(2006年)
- 『GIFT』(2008年)
- 『櫻の園』(2010年)
- 『鮫に喰われた娘』(2013年)
映画
編集- 偶然にも最悪な少年(2003年)
テレビ
編集脚注
編集- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』P.105 小林公一・監修 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日。ISBN 9784484146010
外部リンク
編集- KEI ASAHINA Official Blog 17ch(本人のブログ)