朝日新町
朝日新町(あさひしんまち)は、香川県高松市中心部の町丁。郵便番号は760-0064。全域が住居表示に関する法律に基づく住居表示実施地区である[2]。全域が戦後の海面埋立地からなっている。
朝日新町 あさひしんまち | |
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北緯34度21分34秒 東経134度3分59秒 / 北緯34.35944度 東経134.06639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 香川県 |
市町村 | 高松市 |
地区 | 本庁地区 |
新設 | 1975年(昭和50年) |
面積 | |
• 合計 | 0.4003062 km2 |
最高標高 | 3.0 m |
最低標高 | 1.9 m |
人口 | |
• 合計 | 0人 |
• 密度 | 0.0人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
760-0064 |
市外局番 | 087 |
ナンバープレート | 香川 |
地理
編集高松市役所より2.6km、高松市中心部の北東端に位置し、南は臨港道路F地区1号線、その他の方向は瀬戸内海によって区切られている。全域が臨海工業地帯であるが南接する朝日町は大工場が立地しているのに対して、当町は全域が比較的小規模区画の卸売団地及び倉庫団地として利用されている。2004年以降、国際港湾である西部の高松港コンテナターミナル、北部及び東部の10m、7.5mの各岸壁は海上における人命の安全のための国際条約(通称ソーラス条約)に基づく保安施設としてフェンスで囲われ、立ち入りが制限されている。そのため朝日新町の大部分では一般人が海面に接近することは不可能である[3]。
2010年国勢調査による人口は0人、面積は40万0306.2m2[1]。工業地帯という特性上、夜間人口(定住人口)は皆無である。公立小学校・中学校の校区は全域が高松第一小学校・中学校(小中一貫)に属している[4]。
町内における都市計画法に基づく用途地域は全域が容積率200%、建ぺい率60%の準工業地域である[5]。
朝日新町は一般に町名よりも「朝日町F地区」と呼称される。朝日新町の全域並びに朝日町の大部分は海面を埋め立てて造成された計画的な工業地帯であるのと同時に、香川県高松港管理事務所が管理する港湾としての高松港における付帯施設の一部でもある。そのため団地内等一部の道路以外は全て県道や市道ではなく、高松港管理事務所が管理する臨港道路である。そして高松港管理事務所は、高松港港湾区域のうち朝日新町の全域並びに朝日町の大部分を一体的に「朝日地区」とし、その地区分けとしてA〜Gまでの地区割りを行っている。そのため朝日地区を高松港の施設の一部として扱う場合などは、朝日町○丁目や朝日新町よりも「朝日町B地区」のようにアルファベットの地区名で呼称することが多い。それが特に「朝日町F地区」に限っては、2012年までさぬき高松まつり花火大会の観覧場所(打ち上げ場所自体は西沖合)であったり、過去には暴走族の多発地帯でもあったため一般にも有名な名称となり、港湾関係者以外にも地名的に使用されるに至っている。ちなみに朝日新町の町域とF地区の範囲は同一である[6]。
港湾
編集隣接する町丁
編集歴史
編集主要施設
編集脚注
編集参考文献
編集- ^ a b “平成22年国勢調査、小地域集計、37香川県”. 総務省統計局(e-Stat) (2012年12月11日). 2014年8月11日閲覧。
- ^ “住居表示について”. 高松市都市計画課. 2014年8月11日閲覧。
- ^ “高松港・坂出港、7月から立ち入り制限”. 四国新聞. (2004年6月29日) 2014年8月11日閲覧。
- ^ “高松市小・中学校区一覧表” (PDF). 高松市学校教育課 (2010年5月1日). 2014年8月11日閲覧。
- ^ “都市計画マップ 用途地域 朝日新町付近”. 高松市広聴広報課. 2014年8月11日閲覧。
- ^ “朝日地区埋立地区割図”. 高松港管理事務所. 2014年8月11日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典37 香川県』角川書店、1985年9月、72頁頁。ISBN 978-4-04-001370-1。
- ^ “高松市の新給食センター 運用開始半年ずれ込み”. 四国新聞. (2008年1月23日) 2014年8月11日閲覧。
- ^ “新学校給食センターが完成/9月から運用開始”. 四国新聞. (2008年7月1日) 2014年8月11日閲覧。