春澄 魚水(はるすみ の うおみず、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族。参議・春澄善縄の子[1]。官位は従五位下・駿河守。
清和朝にて、少判事を経て貞観10年(868年)少外記に任ぜられる。貞観13年(871年)大外記に昇格し、貞観15年(873年)従五位下・備後介として地方官に転じた。
陽成朝で縫殿頭と京官を務めたが、元慶8年(884年)光孝天皇の即位後まもなく駿河守として再び地方官に遷っている。
注記のないものは『日本三代実録』による。