明和 (鹿児島市)
明和(めいわ[3])は、鹿児島県鹿児島市の町丁[4][5]。郵便番号は890-0024[6]。人口は8,391人、世帯数は3,915世帯(2020年4月1日現在)[7]。明和一丁目から明和五丁目まで設置されており、明和一丁目から明和五丁目までの全域で住居表示を実施している[8]。
明和 | |
---|---|
町丁 | |
北緯31度36分26秒 東経130度31分54秒 / 北緯31.607139度 東経130.531611度座標: 北緯31度36分26秒 東経130度31分54秒 / 北緯31.607139度 東経130.531611度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 城西地区 |
人口情報(2020年(令和2年)4月1日現在) | |
人口 | 8,391 人 |
世帯数 | 3,915 世帯 |
郵便番号 | 890-0024 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
運輸局住所コード[2] | 46500-1307 |
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明和の区域は原良団地(はららだんち)及び永吉団地(ながよしだんち)として建設された住宅団地であり[5]、「明和」という町名は住民投票により決定されたものである[4]。
地理
編集鹿児島市中央部、甲突川流域の丘陵部上に位置している。町域の北方には小野、南方には原良町、武岡、東方には永吉、原良、西方には小野町がそれぞれ接している。
中央部に鹿児島市立明和中学校、隣接して鹿児島市立明和小学校が所在している。全域が武岡台地上にあり、区域はすべて開発地であり新興住宅地や県営住宅(団地)国土交通省宿舎なども所在しているニュータウンである。
歴史
編集1974年(昭和49年)に鹿児島市立明和小学校[9]、1976年(昭和51年)には鹿児島市立明和中学校が現在の明和の区域に当たる原良団地に設置された[10]。
1979年(昭和54年)に原良団地・永吉団地の区域に当たる小野町、永吉町、原良町の各一部において住居表示が実施されることとなった[11]。これに伴い、7月16日に町域の再編が実施され、原良町及び永吉町の各一部より「明和一丁目」、小野町・原良町の各一部より「明和二丁目」、小野町の一部より「明和三丁目」、永吉町の一部より「明和四丁目」、小野町及び永吉町の各一部より「明和五丁目」が設置された[12][4][5]。
1988年(昭和63年)には周辺の住宅団地の人口増に対応するため鹿児島市消防局の明和分遣隊が設置された[13]。2001年(平成13年)3月23日には永吉町の一部が明和一丁目に編入された[14]。
町域の変遷
編集実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
明和一丁目(新設) | 1979年(昭和54年) | 原良町(一部) |
永吉町(一部) | ||
明和二丁目(新設) | 小野町(一部) | |
原良町(一部) | ||
明和三丁目(新設) | 小野町(一部) | |
明和四丁目(新設) | 永吉町(一部) | |
明和五丁目(新設) | 小野町(一部) | |
永吉町(一部) | ||
明和一丁目(編入) | 2001年(平成13年) | 永吉町(一部) |
人口
編集鹿児島市街地周辺部の団地として開発が進んだ原良団地であるが、都心回帰が進んでおり、「鹿児島市史第5巻」によれば1980年(昭和55年)の原良団地の人口は13,330人であったが、2014年(平成26年)の統計では8,843人まで減少している[15]。
丁目別
編集世帯数 | 人口 | |
---|---|---|
明和一丁目 | 928 | 2,008 |
明和二丁目 | 763 | 2,008 |
明和三丁目 | 633 | 1,416 |
明和四丁目 | 1,014 | 2,032 |
明和五丁目 | 577 | 1,185 |
計 | 3,915 | 8,391 |
国勢調査
編集以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 11,551
|
2000年(平成12年)[18] | 11,023
|
2005年(平成17年)[19] | 10,252
|
2010年(平成22年)[20] | 9,514
|
2015年(平成27年)[21] | 8,732
|
施設
編集公共
編集教育
編集- 鹿児島市立明和中学校[25]
- 鹿児島市立明和小学校[26]
- 鹿児島女子短期大学附属なでしこ幼稚園[27]
- みのり幼稚園[27]
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[28]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
明和一丁目 | 全域 | 鹿児島市立明和小学校 | 鹿児島市立明和中学校 |
明和二丁目 | 全域 | ||
明和三丁目 | 全域 | ||
明和四丁目 | 全域 | ||
明和五丁目 | 全域 |
交通
編集道路
編集- 市道
-
- 都市計画道路武武岡線
バス
編集脚注
編集- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月25日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 619.
- ^ a b c “かごしま市民のひろば(昭和54年7月号)”. 鹿児島市 (1979年7月). 2021年1月3日閲覧。
- ^ “鹿児島県鹿児島市明和の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月3日閲覧。
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ 南日本新聞 1990, p. 855.
- ^ 南日本新聞 1990, p. 870.
- ^ 南日本新聞 1990, p. 778.
- ^ 町の区域の設定(昭和54年鹿児島県告示第799号、昭和54年6月4日付鹿児島県公報第7374号所収)
- ^ 南日本新聞 1990, p. 813.
- ^ 町の区域の変更(平成13年鹿児島県告示第462号、平成13年3月23日付鹿児島県公報第1662号の2所収、 原文)
- ^ 南日本新聞 2015, p. 899.
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “交番・駐在所等の所在地・電話番号”. 鹿児島県警察. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “明和分遣隊”. 鹿児島市. 2021年1月3日閲覧。
- ^ “明和福祉館”. 鹿児島市. 2021年1月3日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 951.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 950.
- ^ a b 南日本新聞 2015, p. 942.
- ^ “小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
参考文献
編集- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』 4巻、鹿児島市、1990年3月15日 。, Wikidata Q111372875
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日 。, Wikidata Q111372912
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。, Wikidata Q111291392