日野紗里亜
日本の政治家 (1987-)
日野 紗里亜(ひの さりあ、1987年11月26日 - )は、日本の政治家[2][3]、企業経営者。国民民主党所属の衆議院議員(1期)。
日野 紗里亜 ひの さりあ | |
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生年月日 | 1987年11月26日(37歳) |
出生地 | 愛知県名古屋市 |
出身校 | 愛知学院大学法学部 |
所属政党 | 国民民主党 |
公式サイト | 日野さりあ公式サイト |
選挙区 | 愛知県第7区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2024年10月29日[1] - 現職 |
来歴
編集愛知県名古屋市名東区出身[4]。名古屋市立猪高小学校、名古屋市立猪高中学校、東邦高等学校、愛知学院大学法学部卒業[5]。
2018年8月、一般社団法人あいち多胎ネットを設立した[5]。
2022年11月18日、衆議院選挙区の新しい区割りである「10増10減」の改正公職選挙法案が参議院で可決された[6]。愛知県内の選挙区は15から16に増え、愛知7区の区域は「大府市、尾張旭市、豊明市、日進市、長久手市、愛知郡」に変わった[7]。
2023年9月5日、国民民主党が次期衆議院議員選挙の愛知7区に日野を擁立する方針を固めたことが中日新聞により報じられた[8]。
2024年の第50回衆議院議員総選挙に出馬し、小選挙区で初当選[9]。愛知7区には日野の他に、自由民主党前職の鈴木淳司と日本共産党の鈴木弘一の3人が立候補したが、このうち鈴木淳司は自民党の政治資金パーティー裏金事件への関与から比例代表の重複立候補が認められなかった[注 1][10][11]。報道各社の序盤情勢調査から日野の優勢が報じられ[12]、開票結果を待たず当選確実が伝えられた[13]。自民党は政治とカネの問題[14][15][16][17]や統一教会問題[18]などを抱え、落選した鈴木は議席を失った[9]。
選挙歴
編集当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 36 | 愛知県第7区 | 国民民主党 | 11万1406票 | 55.88% | 1 | 1/3 | / |
注釈
編集- ^ 全国で鈴木淳司を含む43人の比例重複が認められず、また関与の重かった12人が非公認となった。
出典
編集- ^ 令和6年(2024年)10月29日愛知県選挙管理委員会告示第44号(衆議院小選挙区選出議員選挙の当選者)
- ^ “【衆院選2024】愛知7区 国民民主党の新人 日野紗里亜さんが当選確実 | 東海テレビNEWS”. www.tokai-tv.com (2024年10月27日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “国民新顔の日野紗里亜氏が当確 裏金問題で大臣辞任の自民前職ら破る:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年10月27日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “日野紗里亜 衆議院選挙(国民 小選挙区)衆院選2024”. 読売新聞. 2024年10月28日閲覧。
- ^ a b “プロフィール”. 日野さりあ公式サイト. 2024年10月28日閲覧。
- ^ “衆院 選挙区「10増10減」の改正公職選挙法が成立 | NHK”. NHKニュース (2022年11月18日). 2022年11月20日閲覧。
- ^ 総務省 (2022年11月28日). “衆議院小選挙区の区割りの改定等について”. 2023年1月2日閲覧。
- ^ “【独自】国民民主、愛知7区に日野紗里亜氏を擁立へ 多胎育児を支援”. 中日新聞 (2023年9月5日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ a b “衆議院選挙2024 愛知(名古屋・豊橋など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2024特設サイト. NHK. 2024年10月28日閲覧。
- ^ “裏金議員43人の比例重複認めず 萩生田氏ら6人は非公認 首相表明”. 毎日新聞 (2024年10月6日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “石破首相 不記載で「党員資格停止」の議員など非公認の方針”. NHK (2024年10月6日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “衆議院選挙序盤情勢 愛知1〜8区”. 日本経済新聞 (2024年10月17日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ “衆議院選挙 愛知7区 国民 日野紗里亜氏が当選”. NHK (2024年10月27日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “<衆院選・詳報>全議席確定 大敗の自民191議席、立民は148議席 国民、れいわは大幅議席増”. 東京新聞 (2024年10月28日). 2024年11月11日閲覧。
- ^ 矢野昌弘 (2024年10月23日). “裏金非公認に2000万円 公認と同額 自民本部が政党助成金”. しんぶん赤旗. 2024年10月24日閲覧。
- ^ 泉宏 (2024年10月30日). “自民党の惨敗を招いた「2000万円問題」の"厚顔" 赤旗「非公認に2000万円」報道で情勢が一変”. 東洋経済オンライン. 2024年10月31日閲覧。
- ^ “自民衆院選大敗、両院議員懇談会で「2000万円問題」など批判…一方で即時の辞任要求はほとんどなし”. 読売新聞 (2024年11月8日). 2024年11月11日閲覧。
- ^ “旧統一教会と接点、落選 盛山氏「申し訳ない」、牧原氏「私のせい」”. 朝日新聞 (2024年10月28日). 2024年10月28日閲覧。
外部リンク
編集- 日野さりあ公式サイト
- 日野紗里亜-国民民主党 議員紹介
- 日野紗里亜 (@saria_hino) - X(旧Twitter)
- 日野紗里亜 (@saria.hino) - Instagram