日機装株式会社(にっきそう、Nikkiso Co., Ltd.)は特殊なポンプ航空機用部品、血液透析装置、複合材の製造、販売を行う日本大手工業メーカー。

日機装株式会社
NIKKISO CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 6376
1961年10月2日上場
大証1部(廃止) 6376
1962年12月 - 2003年10月
本社所在地 日本の旗 日本
150-6022
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号
設立 1950年(昭和25年)3月7日(注)
(共和紙工株式会社)
業種 精密機器
法人番号 7011001017109 ウィキデータを編集
事業内容 ポンプ
航空機部品
人工腎臓 等
代表者 甲斐 敏彦(代表取締役社長)
資本金 65億4,433万9,191円
売上高 連結:1,657億8,000万円
(2019年12月期)
営業利益 連結:124億6,600万円
(2019年12月期)
総資産 連結:2,524億8,400万円
(2019年12月期)
従業員数 連結:8,708人、単独:2,140人
(2019年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 7.01%
日機装持株会 3.96%
(株)みずほ銀行 3.50%
(2020年12月31日現在)
主要子会社 日機装エイコー(株) 100%
宮崎日機装(株) 100%
外部リンク https://www.nikkiso.co.jp/
特記事項: 株式額面変更のため、1961年(昭和36年)5月に(旧)日本機械計装株式会社を吸収合併し、旧会社は消滅した。旧会社の設立日は1953年(昭和28年)12月26日である。
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概要

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人工腎臓は日本国内のシェアが70%、人工膵臓も手掛けており、腎不全糖尿病患者の生命を支えるメーカーといえる。

社内に主に以下の4つの事業部が置かれている。

インダストリアル事業本部
特殊ポンプなど産業プロセス用流体機器・発電所向け水質調整装置の製造、販売
精密機器事業本部
粉粒体測定装置・セラミック基板製造プロセス用機器およびシステム・水、空気浄化機器システムなどのユーティリティー設備の製造、販売
航空宇宙事業本部
航空機用部品など炭素繊維強化複合材による成形品の製造、販売
メディカル事業本部
血液透析装置、ダイアライザー、透析用血液回路セット、人工腎臓透析用剤、人工膵臓、ヘルスケア製品などの製造および販売、腹膜透析関連製品の販売

沿革

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  • 1953年12月 - 特殊ポンプ工業株式会社として創立
  • 1956年5月 - 渋谷区豊沢町に本社と工場を建設
  • 1959年10月 - 商号を日本機械計装株式会社に変更
  • 1960年7月 - 日本初の人工心臓を東京大学に提供
  • 1961年10月 - 東京証券取引所2部に株式上場
  • 1966年4月 - ミルフロー制御容量ポンプを自社開発
  • 1968年11月 - 本社を渋谷区恵比寿に移転、商号を日機装株式会社に変更
  • 1969年8月 - 国産第1号の人工腎臓を完成
  • 1971年2月 - 東証及び大証1部に上場
  • 1977年10月 - 東村山工場を製作所と改称し、流体機器工場、電子工場を設置
  • 1984年10月 - 静岡工場を製作所と改称し、医療機器工場、電子工場を設置
  • 2000年6月 - 旭メディカル株式会社と人工腎臓製品に関して業務提携
  • 2001年4月 - 社内カンパニー制を実施。
  • 2005年10月 - 粉体技術カンパニー、産業機器カンパニー、計装・電力カンパニーを統合し、インダストリアソリューションズカンパニーとして新設
  • 2009年4月 - カンパニー制から事業本部制へ組織変更。
  • 2009年8月 - ドイツのポンプメーカーLEWA GmbHグループを買収。
  • 2017年3月 - 宮崎市に工場建設が決定、宮崎日機装株式会社設立。

関連項目

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外部リンク

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