日本建築家協会
公益社団法人日本建築家協会(にほんけんちくかきょうかい、JIA、英称 : The Japan Institute of Architects)は、建築家で構成する公益法人である。
概要
編集1947年に日本建築設計監理協会として発足。1955年の国際建築家連合(UIA)への加盟に伴い、翌1956年に改組・改名して日本建築家協会となる。その後、日本建築設計監理協会連合会と合併し、1987年に新日本建築家協会となり、1996年に名称を日本建築家協会と変更し、現在に至る。
再発足した新日本建築家協会(JIA)では建築家の職能のを目指す団体で約7、000人弱の会員によって構成されていた。その後建築家の職能原則5項目をあらためて提示しPRに努めており 「建築家は依頼者及び社会の期待に応え、人と人を結ぶ美しい快適な環境りをめざし、「建築」の精神によって絶えず新たなる創造へ向い、人間の幸せに寄与します」とし、 1、依頼者及び社会公共への責任、 2、専門家としての資質と研鑽、 3、自由と独立の立場、 4、権利と利他主義、 5、職能団体 という以上の5項目を掲げている。
本部は東京都渋谷区神宮前2-3-18に所在するJIA会館にあり、支部はJIA会館を含めて10箇所ある。
公益社団法人に移行した[1]2013年に制定された定款によれば、正会員は、一級建築士の免許登録後5年以上設計監理業務を行った者[2]とされる。一方、移行前の定款においては、一級建築士の免許登録は要件とされていなかった[3]。旧定款に基づき正会員となった者で、新定款の要件を満たさない者の会員資格の取扱いについては、定款には明示されていない。
歴代会長
編集建築賞
編集脚注
編集- ^ 公益社団法人へ移行のお知らせ JIA日本建築家協会近畿支部
- ^ 公益社団法人 日本建築家協会定款 第6条第1項第1号
- ^ 社団法人 日本建築家協会定款