斯波正夫
日本の明治時代後期~昭和時代後期の男爵・政治家・実業家。男爵斯波忠三郎長男で、津田玄蕃家14代当主
斯波 正夫(しば まさお、1902年(明治35年)12月13日[1] - 1983年(昭和58年)12月18日[1][2])は、昭和期の実業家、政治家、華族。貴族院男爵議員。
経歴
編集東京帝国大学教授・斯波忠三郎の長男として生まれる[1][3][4]。父の死去に伴い、1934年(昭和9年)11月1日、男爵を襲爵した[1][3][5]。
1928年(昭和3年)東京帝国大学経済学部を卒業[2][3]。同年、三井合名会社に入社し、その後、三井不動産管理部管理長を務めた[2][3]。
1945年(昭和20年)10月27日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[6][7]、公正会に所属して活動し、1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで在任した[2]。
親族
編集脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録』第14版 上、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。
- 杉謙二編『華族畫報』下、吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。
日本の爵位 | ||
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先代 斯波忠三郎 |
男爵 斯波(蕃)家第3代 1934年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |