愛の7日間
愛の7日間(あいのなのかかん、Man, Woman and Child)は、1983年のアメリカのドラマ映画。エリック・シーガルの小説「小さな訪問者」(映画と同名の題で発売されたこともある)を原作としている。
愛の7日間 | |
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Man, Woman And Child | |
監督 | ディック・リチャーズ |
脚本 |
エリック・シーガル デヴィッド・ツェラグ・グッドマン |
原作 |
エリック・シーガル 小さな訪問者 |
製作 |
エルモ・ウィリアムス エリオット・カストナー |
製作総指揮 | スタンリー・ベック |
音楽 | ジョルジュ・ドルリュー |
撮影 | リチャード・H・クライン |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 |
1983年4月1日 1983年10月1日 |
上映時間 | 100分 |
言語 | 英語 |
あらすじ
編集南カリフォルニア大学の教授であるボブは、妻のシーラ、娘のジェシカとポーラの4人で明るい家庭を築いていた。ある日、ボブはフランスに住む旧友のルイから電話を受ける。電話の内容は「ニコルが死んだ。息子を預かっている」というものだった。ニコルとはボブが10年前にフランスで知り合った女医であり、ボブと彼女は一度だけ性交渉を持ったことがあった。息子はボブの子でジャンクロードという名だった。ジャンクロードに会いたくなったボブはシーラと相談し、結果イースターの休みに家に招き入れることにする。
ボブは身分を偽ってジャンクロードと触れ合ううちに愛情を注ぐようになり、その姿を見たシーラは嫉妬の感情を抱く。ある時、シーラは仕事仲間のウィルソンにバーで酒を飲もうと誘われる。悩んだ彼女はマーゴの家へ行くが、その日ボブと子供らは家でディナーを作ってシーラを待っていた。シーラにかけた電話を切られたことに腹を立てたボブはマーゴの家へ向かい、夫婦喧嘩をしてしまう。
また、ジェシカとポーラの友人だったディヴィが、二人にジャンクロードがボブの子であることを話してしまい、二人は家でジャンクロードを責めてしまう。ショックで家を飛び出すジャンクロード。ボブは彼の後を追いかけ、真相を話す。ジャンクロードはボブが自分の父で嬉しいと話す。
ジャンクロードが家を出るというので、ボブは最後に浜辺でジャンクロードと遊び、時を慈しむ。そして空港で父子が別れの時を惜しんでいると、シーラと娘二人がやってくる。二人はジャンクロードにした行いを謝り、和解した。そして家族はジャンクロードとの再会を誓い彼を見送る。
そして夕暮れ、ボブは息子と一時を過ごしたあの浜辺を歩くのだった。
キャスト
編集カッコ内は日本語吹替版声優(初回放送1990年6月9日 テレビ朝日 「ウィークエンドシアター」)
- ボブ:マーティン・シーン(羽佐間道夫)
- シーラ:ブライス・ダナー(池田昌子)
- ジャンクロード:セバスチャン・ダンガン(藤田淑子)
- ジェシカ:アーリン・マッキンタイア(渕崎ゆり子)
- ポーラ:ミッシー・フランシス(坂本真綾)
- ルイ:ジャック・フランソワ(大木民夫)
- バーニー:クレイグ・T・ネルソン(筈見純)
- ディヴィ:ビリー・ジャコビー(田中真弓)
- ニコル:ナタリー・ネル(土井美加)
- マーゴ:モーリーン・アンダーマン(沢田敏子)