想影
概要
編集本作は、新潮社主催の女による女のためのR18文学賞にて最終選考にノミネートされた、野村実来原作のラブストーリーより着想を得て作成されたもの。
監督は『RELAY』でTOHOシネマズ学生映画祭等でグランプリを受賞した加藤慶吾。[2]
インディペンデント映画ながら、スタッフのほとんどが早稲田大学などの大学を卒業したばかりの若者だったことから、「同年代の皆さんと組んでもっとお仕事をしたい」と高杉真宙の出演が実現した。[3]
2016年8月10日、東京・新宿シネマカリテの「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて上映され、即日でチケットが完売するなど好評を博した。[4]
あらすじ
編集アーミーナイフをいつも持ち歩き、果物をむくのが上手かった男の子、栄大輔(高杉真宙)。栄は、どこかの農家の一人娘と結婚するという。結婚の知らせをきっかけに、幼馴染であった中村由美(松原菜野花)の心には、果物を介した中高生時代の思い出が次から次へと瑞々しく蘇り、同時に栄に伝えられなかった想いが後悔とともに溢れ出してくる。
10年のときを経て過去の想いと対峙する決心を固めた由美は、栄に対してある行動をとる。
スタッフ
編集キャスト
編集受賞
編集- SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(2016年) 観客投票第1位(短編部門)[5]
脚注
編集- ^ “高杉真宙主演のラブストーリー「想影」公開日が決定、初日舞台挨拶も開催”. [映画ナタリー]. 2017年4月9日閲覧。
- ^ 第7回GP受賞者インタビュー.TOHOシネマズ学生映画祭ブログ(2014年3月7日).2016年8月10日閲覧。
- ^ 高杉真宙の“唯一感”に一目惚れ―「この子じゃなきゃ嫌だ」熱烈オファー快諾で同世代タッグ実現.モデルプレス(2016年6月2日).2016年6月2日閲覧。
- ^ カリコレ2016で全71作上映決定!蒼井優×松居大悟「アズミ・ハルコは行方不明」も.映画ナタリー(2016年6月16日).2016年8月10日閲覧。
- ^ “高杉真宙主演の「想影」が短編部門1位に、SKIPシティ映画祭2016観客投票”. [映画ナタリー]. 2016年8月9日閲覧。