布忍駅
大阪府松原市にある近畿日本鉄道の駅
布忍駅(ぬのせえき)は、大阪府松原市北新町一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅である。駅番号はF08。
布忍駅 | |
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駅舎(2020年9月) | |
ぬのせ Nunose | |
◄F07 河内天美 (1.0 km) (0.8 km) 高見ノ里 F09► | |
所在地 | 大阪府松原市北新町一丁目2-1 |
駅番号 | F08 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | F 南大阪線 |
キロ程 | 8.3 km(大阪阿部野橋起点) |
電報略号 | ヌノセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
4,721人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)4月18日 |
歴史
編集- 1922年(大正11年)4月18日:大阪鉄道の道明寺 - 布忍間延伸時に終着駅として開業[1][2]。
- 1923年(大正12年)4月13日:大阪鉄道が大阪天王寺(現在の大阪阿部野橋)まで延伸、途中駅となる[3]。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併[3]。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道南大阪線の駅となる[3]。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[4]。
- 2019年(令和元年)10月29日:駅舎のある2番(大阪阿部野橋駅方面)ホームと1番(河内松原・古市・橿原神宮前・吉野方面)ホームが、エレベーターと高架橋でつながれ、ベビーカーや車椅子などで移動できるバリアフリー化工事が完了した[5]。
駅構造
編集相対式2面2線ホームを持つ地上駅。ホーム有効長は6両分。駅舎(改札口)は2番ホームの古市寄りにあり、反対側の1番ホームへは階段で上り下りする地下道・およびエレベーターで昇降する高架橋で連絡している。
藤井寺駅が管理する有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。なお、一部の時間帯は係員が不在となる。
当駅と高見ノ里駅の間には急なカーブがあり、通過列車は速度制限を受けて当駅を通過する。以前は現在の駐輪場に、貨物駅が設置されていた。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | F 南大阪線 | 下り | 古市方面[6] |
2 | 上り | 大阪阿部野橋方面[6] |
利用状況
編集2023年11月7日における1日乗降人員は4,721人である[7]。
近年における1日乗降・乗車人員は下表の通りである。
年次 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[8] |
出典 | ||
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調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | |||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日8,929 | 4,539 | 4,968 | [9] |
1991年(平成 | 3年)- | 4,977 | |||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 8,265 | 4,202 | 4,977 | [10] |
1993年(平成 | 5年)- | 5,075 | |||
1994年(平成 | 6年)- | 5,045 | |||
1995年(平成 | 7年)12月 | 5日7,946 | 4,019 | 4,814 | [11] |
1996年(平成 | 8年)- | 4,588 | |||
1997年(平成 | 9年)- | 4,405 | |||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 7,050 | 3,533 | 4,102 | [12] |
1999年(平成11年) | - | 3,998 | |||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日6,413 | 3,201 | 3,874 | [13] |
2001年(平成13年) | - | 3,795 | |||
2002年(平成14年) | - | 3,421 | |||
2003年(平成15年) | 11月11日 | 6,054 | 3,109 | 3,212 | [14] |
2004年(平成16年) | - | 3,092 | |||
2005年(平成17年) | 11月 | 8日5,825 | 2,932 | 3,048 | [15] |
2006年(平成18年) | - | 2,954 | |||
2007年(平成19年) | - | 2,959 | |||
2008年(平成20年) | 11月18日 | 5,508 | 2,782 | 2,920 | [16] |
2009年(平成21年) | - | 2,812 | |||
2010年(平成22年) | 11月 | 9日5,197 | 2,619 | 2,726 | [17] |
2011年(平成23年) | - | 2,752 | |||
2012年(平成24年) | 11月13日 | 5,001 | 2,533 | 2,693 | [18] |
2013年(平成25年) | - | 2,766 | |||
2014年(平成26年) | - | 2,711 | |||
2015年(平成27年) | 11月10日 | 4,990 | 2,535 | 2,718 | [19] |
2016年(平成28年) | - | 2,735 | |||
2017年(平成29年) | - | 2,829 | |||
2018年(平成30年) | 11月13日 | 5,057 | 2,565 | 2,819 | [20] |
2019年(令和元年) | - | 2,823 | |||
2020年(令和 | 2年)- | 2,262 | |||
2021年(令和 | 3年)11月 | 9日4,541 | 2,314 | 2,355 | [21] |
2022年(令和 | 4年)11月 | 8日4,574 | 2,311 | 2,563 | [22] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日4,721 | [23] |
駅周辺
編集- 布忍神社
- 長尾街道
- 西除川
- 松原市立松原第三中学校
- 松原市立布忍小学校
- 松原市立四つ葉幼稚園(2014年4月に布忍幼稚園等4園が合併して設立)[24]
- 松原新町郵便局
- 阪南中央病院
- じゃんぼ松原食鮮館
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、683頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』では同年4月19日。
- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月3日閲覧。
- ^ 『布忍駅のバリアフリー化工事が完了しました』(プレスリリース)松原市都市整備部まちづくり推進課、2020年6月24日 。2020年9月15日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|布忍”. 近畿日本鉄道. 2021年4月19日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 南大阪線 - 近畿日本鉄道
- ^ 松原市の統計
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
- ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和4年11月8日(火))
- ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和5年11月7日(火))
- ^ 松原市立四つ葉幼稚園(松原市webページ)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報|布忍 - 近畿日本鉄道