市民タイムス
市民タイムス(しみんタイムス)は、長野県松本市に本社を置く地域新聞社である。安曇野市と塩尻市に支社が、木曽郡木曽町と長野市に支局がある。
市民タイムス | |
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種類 | 日刊紙 |
サイズ | タブロイド判 |
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事業者 | 市民タイムス |
本社 | 長野県松本市 |
代表者 |
代表取締役会長 新保力 代表取締役社長 新保裕介 |
創刊 | 1971年(昭和46年)10月1日 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 110円 月極 2,700円 |
発行数 | 6万6119部(2018年4月時点) |
ウェブサイト | http://www.shimintimes.co.jp/ |
株式会社 市民タイムス THE SHIMIN TIMES CO.,LTD. | |
本社所在地 |
日本 〒390-8539 長野県松本市島立800 |
事業内容 | 日刊紙発行 |
業種 | 情報・通信業 |
主要株主 | 株式会社日本広告 |
概要
編集長野県の中信地域(松本市、塩尻市、安曇野市、東筑摩郡、木曽郡、北安曇郡南部)を対象エリアにして、朝刊の地域新聞『市民タイムス』を発行している。1971年10月1日の創刊で、1988年に「安曇版(現在の安曇野版)」、1991年に「東筑・北安版」、1993年に「塩尻版」、2005年に「木曽版」を発行した。2001年10月に(社)日本新聞協会に加盟した。現在は日本地域紙協議会にも加盟しているが、通信社からの全国ニュース記事の配信は受けていない。発行部数は約6万3000部(自社公称、2021年時点)。2022年3月30日には大町市と北安曇郡を対象エリアとする大糸タイムスを買収し完全子会社化した。
「肌着のような新聞」をモットーに、発行エリア内のニュース・話題に特化した紙面づくりを貫いている。通常の新聞より小さい「タブロイド判」サイズで、通常は24ページ建て。「松本」「安曇野」「塩尻」など、配達エリアを細分化し、エリアごとに地元ページをフロント(第一面)に置く紙面制作を基本としている。亡くなった人の葬儀・告別式情報や生前の姿を詳しく報じる「おくやみ欄」、地元で働く若い女性を紹介する「さわやかさん」、松本地方の方言でつづる4コマ漫画『アルプス市民』など、地域密着型の記事や連載企画を数多く掲載している。
地域貢献に向けた文化・スポーツ事業にも積極的で、少年野球、少年サッカー、囲碁、将棋などの大会の他、子どもを対象にした書き初め展、各種の文化講演会などを主催している。毎年暮れには、地域住民の善意を集める助け合い募金「おもいやりボックス」の活動を展開している。政治的主張は薄い。
テレビ・ラジオ欄
編集- BSデジタル
- CATV(いずれも、コミュニティチャンネルのみ収録)
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- テレビ松本
- あづみ野テレビ
- 朝日村有線テレビ
- YCS山形村自主放送
- 木曽広域ケーブルテレビ
脚注
編集参考文献
編集- 四方洋 著「新聞のある町 地域ジャーナリズムの研究」清水弘文堂書房 2015年
- 松本恭幸 著「地方メディアの挑戦」風媒社 2023年
外部リンク
編集- 株式会社 市民タイムス 公式サイト
- 株式会社 日本広告
- 株式会社 二光印刷 - 市民タイムス新聞印刷センター