岩田義文
日本の実業家 (1939-2022)
岩田 義文(いわた よしふみ、1939年5月4日 - 2022年8月27日)は、平成期の実業家。元イビデン社長。岐阜県揖斐郡谷汲村(現・揖斐川町)出身。
イビデンの社長は前任の遠藤優までは、ほとんどが営業出身であったが、岩田は技術系出身者である。これは、当時のイビデンが技術開発を重要視していたこと、新製品の積極的開発が計画されていたため、技術系出身者の社長が望まれていたからという。
社長退任後は社団法人中部経済連合会、社団法人岐阜県経営者協会などで活躍していた。
略歴
編集- 1958年(昭和33年)3月:岐阜県立揖斐高等学校普通科卒業。
- 1962年(昭和37年)3月:岐阜大学工学部卒業。
- 1962年(昭和37年)4月:揖斐川電気工業(現・イビデン)入社。主に技術開発に携わる。
- 1985年(昭和60年)6月:取締役就任。
- 1989年(平成元年)6月:常務取締役就任。
- 1993年(平成5年)6月:専務取締役就任。
- 1997年(平成9年)8月:代表取締役副社長就任。
- 1999年(平成11年)6月:代表取締役社長就任(2005年からは執行役員を兼任)。
- 2007年(平成19年)4月:代表取締役会長就任[1]。
- 2008年(平成20年)4月:藍綬褒章受章[2]
- 2014年(平成26年)6月:相談役に就任。
- 2019年(令和元年)6月:最高顧問に就任。
- 2022年(令和4年)8月27日:肺炎により死去[3]。
関連項目
編集脚注
編集- ^ イビデン、代表取締役の異動|ニュース!NEWS!東西南北!
- ^ 「春の褒章 県内から15人=岐阜」『読売新聞』2008年4月28日朝刊
- ^ “イビデン元会長の岩田義文氏が死去”. 岐阜新聞WEB(2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
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