岩田 弍夫(いわた かずお、1910年2月18日 - 1992年10月22日)は、日本の経営者東芝社長、会長を務めた。

経歴・人物

編集

愛知県知多郡西浦町(現在の常滑市)出身[1]1934年東京帝国大学法学部を卒業し、同年に東京芝浦電気(現在の東芝)に入社した[2]1964年5月に取締役に就任し、1966年3月に専務、1968年5月に副社長を経て、1976年6月に社長に就任した[1]1980年6月から1984年6月までに会長を務め、1984年6月から相談役を務めた[2]1988年4月から1992年6月までに日本たばこ産業会長も務めた[2][3]

日本電子工業振興協会会長、政府税制調査会委員なども歴任した[2]

1980年11月に勲二等旭日重光章を受章し、1985年ハンガリーのオーダー・オブ・スター・ウイズ・ゴールデン・リーフを授賞し、1987年に常滑市名誉市民に選ばれ、1989年11月に勲一等瑞宝章を受章した[2][2][4]

1992年10月22日心不全のために死去[3]。82歳没。

脚注

編集
  1. ^ a b 人事興信所 1991, い416頁.
  2. ^ a b c d e f 「現代物故者事典 1991-1993 p90」
  3. ^ a b 1992年 12月5日 日本経済新聞 夕刊 p1
  4. ^ 名誉市民|常滑市

参考文献

編集
  • 人事興信所 編『人事興信録 第36版 上』人事興信所、1991年。 
先代
玉置敬三
東芝社長
第8代:1976年 - 1980年
次代
佐波正一