尾崎真理子
日本の文芸評論家
尾崎 真理子(おざき まりこ、1959年10月18日[1]- )は、日本の文芸評論家、元読売新聞文化部記者、元早稲田大学文化構想学部教授。
尾崎 真理子 | |
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誕生 |
1959年10月18日 宮崎県 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 文芸評論 |
主な受賞歴 |
芸術選奨(2015年) 新田次郎文学賞(2015年) 読売文学賞(2022年) |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集宮崎県宮崎市生まれ[2]。青山学院大学文学部卒業後[3]、文芸担当を志して読売新聞に入社。1992年より文化部記者として「文芸時評」欄をおよそ10年担当[3]。作家へのインタビューにも定評がある。読売新聞東京本社文化部長[3](2016~17年)、2011年編集委員。2015年、『ひみつの王国 評伝石井桃子』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞[3][4]、第34回新田次郎文学賞受賞[5]、平成27年度宮崎県文化賞(芸術部門)受賞[5]、2016年度日本記者クラブ賞受賞[3]、第46回大宅壮一ノンフィクション賞候補。2020年読売新聞を退社し、早稲田大学文化構想学部教授。2022年、『大江健三郎の「義」』で第74回読売文学賞受賞[6]。
著書
編集- 『現代日本の小説』ちくまプリマー新書 2007
- Ecrire au Japon : le roman japonais depuis les anneees 1980 par Corinne Quentin. P. Picquier,c2012.
- 『ひみつの王国 評伝・石井桃子』新潮社、2014、新潮文庫、2018(川本三郎解説)
- 『大江健三郎全小説全解説』講談社、2020
- 『大江健三郎の「義」』講談社、2022
インタビュー
編集- 『大江健三郎 作家自身を語る』[聞き手・構成]新潮社 2007、新潮文庫(増補)2013
- 『瀬戸内寂聴に聞く寂聴文学史』中央公論新社 2009 ISBN 978-4-12-004059-7
- 谷川俊太郎と共著『詩人なんて呼ばれて』(聞き手・解説)新潮社、2017、新潮文庫 2024
外部リンク
編集参考
編集脚注
編集- ^ 日本記者クラブ
- ^ “尾崎 真理子 プロフィール”. 文春オンライン. 2022年12月8日閲覧。
- ^ a b c d e “尾崎真理子 | 著者プロフィール”. www.shinchosha.co.jp. 新潮社. 2022年12月8日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2015年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月12日閲覧。
- ^ a b “20191202 尾崎真里子特別講演”. www.l.u-tokyo.ac.jp. 東京大学. 2022年12月8日閲覧。
- ^ 共同通信 (2023年1月31日). “読売文学賞に佐藤亜紀さんら 山内ケンジさん、沢木耕太郎さん | 共同通信”. 共同通信. 2023年2月1日閲覧。