少林寺 (福岡市)
福岡県福岡市中央区にある浄土宗の寺院
少林寺（しょうりんじ）は福岡県福岡市にある浄土宗の寺院[1]。山号は大凉山（だいりょうざん）。本尊は阿弥陀如来。
| 少林寺 | |
|---|---|
 少林寺 本堂 | |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区天神三丁目6番14号 |
| 位置 | 北緯33度35分34.4秒 東経130度23分43.8秒 / 北緯33.592889度 東経130.395500度座標: 北緯33度35分34.4秒 東経130度23分43.8秒 / 北緯33.592889度 東経130.395500度 |
| 山号 | 大凉山 |
| 院号 | 性雲院 |
| 宗派 | 浄土宗 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建年 | 1604年（慶長9年） |
| 正式名 | 大凉山 少林寺 |
| 法人番号 | 2290005000262 |
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歴史
編集慶長9年（1604年）、長誉恵順を開山として福岡藩初代藩主・黒田長政が建立[2]。当初は永長山 昌林寺と号したが[2]、寛永12年（1635年）に長政の正室・栄姫が江戸で亡くなるとその遺髪を埋葬して菩提所となり、栄姫の法名・大涼院にちなんで山号を大涼山に改め[2]、後に寺号も少林寺に改められた[2]。
境内には黒田家ゆかりの墓が複数あり、3代藩主黒田光之の長男・黒田綱之の墓はその遺言から多くの人に参詣されたという[2]。また、他には幕末に筑前勤王党の志士として活動し、西郷隆盛とも親交のあった月形洗蔵の墓所も置かれている[3]。