小泉町駅
群馬県邑楽郡大泉町城之内にある東武鉄道の駅
小泉町駅(こいずみまちえき)は、群馬県邑楽郡大泉町城之内二丁目にある、東武鉄道小泉線の駅である。駅番号はTI 45。
小泉町駅 | |
---|---|
駅舎(2014年12月) | |
こいずみまち Koizumimachi | |
◄TI 44 東小泉 (0.9 km) (1.3 km) 西小泉 TI 46► | |
所在地 | 群馬県邑楽郡大泉町城之内二丁目4-1 |
駅番号 | TI45 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■小泉線 |
キロ程 | 11.9 km(館林起点) |
電報略号 | コイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]346人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)3月12日 |
備考 | 無人駅 |
年表
編集東武小泉線の前身、中原鉄道(ちゅうげんてつどう)が館林駅 - 小泉町を開業した際の終端駅であった。中原鉄道は、1922年(大正11年)に上州鉄道と改称、軽便鉄道から地方鉄道となったが、1937年(昭和12年)に東武鉄道に買収され、東武小泉線の駅となった。
東小泉駅の旅客営業開始に伴い一旦廃止となったが、1955年(昭和30年)に復活。なお、この時に東小泉駅が信号所に格下げとなったが、同駅は1977年(昭和52年)に再び駅となっている。
- 1917年(大正6年)3月12日 - 中原鉄道により開業[1]。
- 1922年(大正11年)3月4日 - 中原鉄道が上州鉄道に改称する。
- 1937年(昭和12年)1月10日 - 東武鉄道の上州鉄道買収により、同社の駅となる。
- 1939年(昭和14年)4月13日 - 仙石河岸線小泉町駅 - 仙石河岸駅間開業により中間駅となる。
- 1941年(昭和16年)6月1日 - 太田 - 小泉町間開業。
- 1942年(昭和17年)5月10日 - 小泉信号所が同年4月に旅客駅化し東小泉駅となったこと・西小泉駅開業(1941年12月1日)により旅客営業廃止[2][3]。
- 1955年(昭和30年)9月20日 - 旅客営業再開[2][3]。
駅構造
編集無人駅であり、PASMO簡易改札機・乗降車駅証明書発券機が設置されている。駅舎・ホームは線路の南側にあり、線路の北側と連絡する跨線橋が設置されている。駅舎の東端にトイレがありそれと隣接した西側部分(駅舎として紹介されている写真の手前部分)には駅員が執務していることがある。
利用状況
編集2023年度の1日平均乗降人員は346人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員 [4][5] |
出典 |
---|---|---|
2003年(平成15年) | 392 | |
2004年(平成16年) | 413 | |
2005年(平成17年) | 431 | |
2006年(平成18年) | 411 | |
2007年(平成19年) | 407 | |
2008年(平成20年) | 427 | |
2009年(平成21年) | 428 | |
2010年(平成22年) | 484 | |
2011年(平成23年) | 470 | |
2012年(平成24年) | 464 | |
2013年(平成25年) | 432 | |
2014年(平成26年) | 385 | |
2015年(平成27年) | 404 | |
2016年(平成28年) | 435 | |
2017年(平成29年) | 430 | |
2018年(平成30年) | 445 | |
2019年(令和元年) | 400 | |
2020年(令和 | 2年)276 | [東武 2] |
2021年(令和 | 3年)317 | [東武 3] |
2022年(令和 | 4年)340 | [東武 4] |
2023年(令和 | 5年)346 | [東武 1] |
駅周辺
編集大泉市街地(大泉町役場)、大泉町立北小学校、大泉町立北中学校は西小泉駅が最寄りである。
- 小泉城跡
- 城之内公園
- 洋泉興業大泉町文化むら
- 小泉神社[6]
- 群馬県立大泉高等学校
- 大泉郵便局
バス路線
編集2017年現在、小泉町駅周辺に路線バスは乗り入れていない。
2005年(平成17年)から2016年(平成28年)までは大泉町の町内循環バスさわやか(東コース)が「小泉町駅西」バス停に乗り入れていた[7]。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』第1386号、1917年3月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、210頁。全国書誌番号:64010839。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』3号 関東1、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年7月、30頁。ISBN 9784107900210。
- ^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2024年6月16日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年6月16日閲覧。
- ^ “小泉神社、社日稲荷神社の公式ホームページ”. 2022年4月23日閲覧。
- ^ 「協議第 1 号 町内循環バス「さわやか」の廃止について」『平成25年度第1回大泉町分科会協議資料』。オリジナルの2017年3月20日時点におけるアーカイブ 。2017年3月19日閲覧。
- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年5月18日閲覧。
- ^ “西小泉駅|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2021年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月1日閲覧。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年6月16日閲覧。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年6月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 小泉町駅(駅情報) - 東武鉄道