宮脇紀雄
来歴・人物
編集農業、岡山市で書店勤めや書店経営をしたが、1935年上京して坪田譲治に師事。土師清二の知遇を得て童話を書き始める。 1969年「山のおんごく物語」で野間児童文芸賞、1976年「ねこの名はヘイ」で日本児童文芸家協会賞、1977年「おきんの花かんざし」、1980年「かきの木いっぽんみが三つ」で産経児童出版文化賞を受賞。海外児童文学、日本の古典などの再話を数多く行った。
著書
編集- 『力ある子』(興亜書局) 1942
- 『こども百姓記』(帝国教育会出版部、少国民文芸選) 1943
- 『コグマノチヱ』(兒童の友社) 1945.10
- 『悲しき野みち』(偕成社) 1948
- 『草かげ木かげ』(世界社) 1948
- 『ふしぎな野原』(山川書店) 1949
- 『悲しき栄冠』(妙義出版社) 1949
- 『夢みる白鳥』(妙義出版社) 1949
- 『きつねと子うさぎ』(金の星社) 1950
- 『早春の丘』(ポプラ社) 1950
- 『子うさぎミミイ』(金の星社) 1951
- 『水のはたらき』(小峰書店) 1951
- 『よくばりこぐまちゃん 』(ます美書房) 1953
- 『お山のどうぶつ』(ます美書房) 1953
- 『せっしゅう』(講談社) 1953
- 『母恋人形』(ポプラ社) 1954
- 『悲しき歌姫』(ポプラ社) 1954
- 『さすらいの乙女』(ポプラ社) 1954
- 『キュリー夫人』(講談社、講談社の絵本) 1954
- 『ひらかなりょうかんさま』(金の星社、ひらかな偉人文庫) 1955
- 『野口英世』(偕成社、児童伝記全集) 1957
- 『山かげの石』(東光出版社) 1958
- 『森のきょうだい』(講談社、講談社の絵本) 1958
- 『源義経』(ポプラ社、子どもの伝記全集) 1959
- 『皇子さま』(鈴木出版) 1960
- 『中江藤樹』(偕成社、児童伝記全集) 1960
- 『ゆかわひでき』(ポプラ社、おはなし文庫) 1962
- 『ころげたお月さま』(ポプラ社) 1963
- 『ブブーちゃんのゆめ』(ます美書房) 1963
- 『ふるさとのはなし 9 山陽・四国地方』(さ・え・ら書房)、1966
- 『ふるさとのはなし 8 山陰地方』(さ・え・ら書房) 1967
- 『ものがたり小林一茶』(偕成社、児童伝記全集) 1967.2
- 『エベレストへいどむ』(岩崎書店、おはなしノンフィクション) 1968
- 『山のおんごく物語』(解説:西沢正太郎、講談社) 1969
- のち講談社文庫
- 『やまのゆうびんやさん』(ポプラ社) 1971
- 『なくなみそっちょ』(ポプラ社) 1972
- 『ししん子けん』(旺文社) 1974
- 『わが鶏肋の記 随筆集』(風と小鳥社) 1974
- 『生きている森 ふるさとの森を考える』(宮脇昭共著、文研出版) 1975
- 『ねこの名はヘイ』(国土社) 1976.2
- 『おいもころころ』(ポプラ社) 1977.2
- 『おきんの花かんざし』(金の星社) 1977.2
- 『二宮金次郎』(主婦の友社、少年少女世界伝記全集) 1977
- 『おこんばんはたぬき』(小学館) 1977.9
- 『おへんろさん』(小峰書店) 1979.10
- 『かきの木いっぽんみが三つ』(金の星社) 1979.11
- 『夕日が赤い』(日常出版) 1981.9
- 『あめの日かぜの日』(岩崎書店) 1981.11
- 『山っ子きつねっ子』(小峰書店) 1982.1
- 『おじいちゃんにヒョーショージョー』(金の星社) 1983.2
- 『くずの中のふえ』(ひさかたチャイルド) 1983.4
- 『少年風の中をいく』(国土社) 1984.11
- 『ゴロくんとキイちゃん』(ひさかたチャイルド) 1984.2
翻訳
編集- 『家なき子』(エクトール・アンリ・マロ、偕成社、児童名作シリーズ9) 1956
- 『風の中のポリー』(オルコット、岩崎書店、オルコット少女名作全集) 1961
- 『トム・ソーヤーの空中旅行』(マーク・トウェーン、岩崎書店、マーク・トウェーン名作全集) 1962
脚注
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