宋永武
宋 永武(ソン・ヨンム、송영무,1949年3月23日 - )は、韓国の海軍軍人。海軍参謀総長を務めた[1]。第45代国防部長官。
ソン・ヨンム 宋永武 | |
---|---|
生誕 |
1949年3月23日(75歳) 韓国忠清南道論山郡 |
内閣 | 李洛淵内閣 |
在任期間 | 2017年7月13日 - 2018年9月21日 |
大統領 | 文在寅 |
在任期間 | 2006年11月17日 - 2008年3月20日 |
大統領 | 盧武鉉 |
軍事経歴 | |
所属組織 | 韓国海軍 |
軍歴 | 1973年 - 2008年 |
最終階級 | 大将 |
2017年7月14日に国防部長官に就任[1]。合同参謀議長に就任した鄭景斗空軍大将と共に、韓国軍創設以来初めて非陸軍出身者が防衛相・制服組トップの2大要職をすべて占めた[2][3]。
2018年3月8日、スコット・スウェフト アメリカ海軍太平洋艦隊司令官(大将ポスト)と会談した際、「アメリカの原子力潜水艦は朝鮮半島に展開しなくても良い」と司令官に対して発言。米韓の軍事関係を否定しかねない発言だけに、すぐさま国防部の関係者は「長官の冗談だった」として釈明にあたった[4]。また2018年7月には、朴槿恵政権下で軍の防諜部隊が権限を超えて戒厳令の布告を検討する文書の存在を4ヶ月も前に報告されていたにもかかわらず文書を公開しなかったことが発覚し問題となった。こうした不祥事の多さから2018年8月末の内閣改造で更迭された[5]。
脚注
編集- ^ a b “国防相に宋永武氏就任=「北朝鮮の脅威を制圧」-韓国”. 時事通信 (2017年7月14日). 2017年9月12日閲覧。
- ^ Mi Yeon Kim (2017年8月21日). “Impact Player: Jeong Kyeong Doo” [インパクト・プレイヤー 鄭景斗] (英語). 戦略国際問題研究所. 2017年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月28日閲覧。
- ^ Ser Myo-ja (2017年8月9日). “Moon replaces 7 out of 8 generals” [文在寅が大将8人のうち7人を交代した] (英語). 中央日報. 2017年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月28日閲覧。
- ^ “韓国国防相の「米原潜は来なくてよい」発言、当局は「冗談だった」”. 朝鮮日報 (2018年3月8日). 2018年3月10日閲覧。
- ^ “国防相・社会副首相兼教育相ら5閣僚を交代=韓国”. 聯合ニュース. (2018年8月30日) 2018年8月31日閲覧。
軍職 | ||
---|---|---|
先代 南海一 |
海軍参謀総長 200611月17日 - 2008年3月20日 |
次代 丁玉根 |
公職 | ||
先代 韓民求 |
国防部長官 2017年7月14日 - 2018年9月21日 |
次代 鄭景斗 |