宇宙の7人
『宇宙の7人』(うちゅうのしちにん、原題:Battle Beyond the Stars)は、1980年制作のアメリカ合衆国のSF映画。
宇宙の7人 | |
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Battle Beyond the Stars | |
監督 | ジミー・T・ムラカミ |
脚本 | ジョン・セイルズ |
原案 |
ジョン・セイルズ アン・ダイアー (『七人の侍』より) |
製作 | エド・カーリン |
製作総指揮 | ロジャー・コーマン |
出演者 |
リチャード・トーマス ジョン・サクソン ロバート・ヴォーン ダーラン・フリューゲル ジョージ・ペパード |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
撮影 | ジョージ・ドッジ |
編集 |
アラン・ホルツマン R・J・カイツァー |
製作会社 | ニューワールド・ピクチャーズ |
配給 |
ニューワールド・ピクチャーズ オライオン・ピクチャーズ=ワーナー・ブラザース |
公開 |
1980年9月8日 1981年4月4日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $2,000,000[1] |
興行収入 | $7,500,000[2] |
黒澤明監督の映画『七人の侍』を舞台を宇宙に置き換えてリメイクしたスペースオペラ。ジェームズ・キャメロンが特撮スタッフに参加している。
あらすじ
編集武力を一切持たない平和な惑星アキールにある日突然、宇宙征服を企む独裁者セイドアが攻撃を予告してきた。
アキールの人々は協議の末、セイドアと戦う事を決定、戦いに協力してくれる勇者たちを外部から探して連れて来ることにする。
その任に選ばれて出発した若者シャドは、老科学者フェスタス博士の娘で、美しいコンピューターのスペシャリストのナネリアと出会う。
さらに、貨物運搬船の操縦士カウボーイや、名うてのガンマンで宇宙のお訪ね者ゲルトなど7人の優れた戦士たちが助っ人として加わり、アキールの人々はセイドアに立ち向かう。
キャスト
編集役名、俳優、日本語吹替(テレビ朝日「日曜洋画劇場」1983年10月2日放送分)
- シャド - リチャード・トーマス(古川登志夫)
- セイドア - ジョン・サクソン(内海賢二)
- ゲルト - ロバート・ヴォーン(矢島正明)
- ナネリア - ダーラン・フリューゲル(潘恵子)
- カウボーイ - ジョージ・ペパード(羽佐間道夫)
- セント・エックスミン - シビル・ダニング(弥永和子)
- フェスタス博士 - サム・ジャッフェ(槐柳二)
- ケイマン - モーガン・ウッドワード(小林清志)
- ネストール - アール・ボーエン(加藤精三)
- 長老ゼッド - ジェフ・コーリー(北村弘一)
- テンボ - ラリー・ブロイルズ(たてかべ和也)
- ケイロー - ロブ・リース(飯塚昭三)
- クオペグ - スティーヴ・デイヴィス
- ラックス - マータ・クリステン
- モル - ジュリア・ダフィ
- ネルの声 - リン・カーリン
- その他の日本語吹替 - 村松康雄、渡部猛、千田光男、緒方賢一
※テレビ放映時のタイトルは『宇宙の7人 スペース大戦争!巨大暗黒デビル戦艦に挑む銀河戦士たち』。
オマージュ
編集評価
編集1981年の第8回サターン賞5部門(SF映画賞、衣装デザイン賞、特殊効果賞、メイクアップ賞、Outstanding Achievement)にノミネートされ[5]、女戦士セント・エックスミンを演じたシビル・ダニングがOutstanding Achievementを受賞した[6]。
脚注
編集- ^ Gerry Molyneaux, John Sayles, Renaissance Books, 2000 p 92
- ^ Christopher T Koetting, Mind Warp!: The Fantastic True Story of Roger Corman's New World Pictures, Hemlock Books. 2009 p 172
- ^ “Battle Beyond the Stars Movie Trivia – The 80s Movies Rewind”. Fast-Rewind.com. 2010年1月2日閲覧。
- ^ “B級映画の帝王、ロジャー・コーマンが黒澤明との思い出語る「一つの惑星の名前を『アキラ』にしました」”. 映画.com. (2011年10月29日) 2017年11月18日閲覧。
- ^ 1981 IMDb Saturn Awards
- ^ 1981 Saturn Awards