孔 傑(孔杰、こう けつ、1982年11月25日 - )は、中国囲碁棋士北京市出身。中国囲棋協会所属、九段。全国囲棋個人戦倡棋杯中国プロ囲棋選手権戦各優勝2回、三星火災杯世界囲碁マスターズ優勝など。古力胡耀宇らとともに「6小虎組」にも数えられる。

 孔傑 九段
棋士情報
名前 孔傑
現地表記 孔杰(Kong Jie)
生年月日 (1982-11-25) 1982年11月25日(42歳)
国籍 中華人民共和国の旗 中国
出身地 北京市
プロ入り 1994年
所属 中国棋院
師匠 劉小光九段
段位 九段
棋歴
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世界タイトル
獲得数 6回               
 
タイトル
優勝 三星火災杯世界マスターズ 2009
優勝 LG杯世界棋王戦 2010
優勝 世界囲碁選手権富士通杯 2010
優勝 テレビ囲碁アジア選手権戦 2009
優勝 テレビ囲碁アジア選手権戦 2010
優勝 テレビ囲碁アジア選手権戦 2011
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経歴

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6歳で囲碁を覚える。1994年、12歳で北京の囲碁チームに所属し劉小光九段に師事。同年に国家集中囲棋隊に入る。同年初段。1998年に全国囲棋個人戦で5位。2000年全国体育大会に北京代表として出場し、古力らを破って8勝1敗で優勝。同年の春蘭杯世界囲碁選手権戦では、17歳ながら曺薫鉉依田紀基らを破って3位となる。2001年、03年に全国囲棋個人戦優勝。2002年七段。2005年、07年と倡棋杯優勝。

2009年三星火災杯世界オープン戦で決勝進出、李世乭に0-2で敗れ準優勝。同年テレビ囲碁アジア選手権決勝で李世乭を破り世界戦初優勝、これにより九段昇段。同年末の三星火災杯では朴永訓・古力、決勝で邱峻を2-0で破って優勝。

2010年、LG杯、富士通杯にも優勝。2009・10・11年とテレビ囲碁アジア選手権で3連覇を果たす。

中国囲棋甲級リーグ戦では、北京大宝チームに所属、2005年からは主将を務める。中国棋士ランキングでは、2003年から古力に次いで2、3位を占めていたが、2009年に1位となる。

タイトル歴

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国際棋戦

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囲碁世界タイトル優勝記録
順位 優勝回数 棋士名
1位 21  李昌鎬*
2位 18  李世乭
3位 11  曺薫鉉*
4位タイ 8  古力* |  朴廷桓* |  柯潔*
7位タイ 6  武宮正樹* |  劉昌赫* |  孔傑*
10位タイ 4  依田紀基* |  陳耀燁* |
12位タイ 3  兪斌* |  朴永訓* |  常昊*  
*は現役棋士

国内棋戦

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その他の棋歴

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国際棋戦

国内棋戦

  • 全国体育大会 男子個人戦2位 2000年
  • 棋聖戦 五段戦優勝 2000年
  • NEC杯新秀戦 準優勝 2001年
  • 棋王戦 挑戦者 2001年
  • 阿含・桐山杯中国囲棋快棋公開戦 準優勝 2003年
  • 華山論道囲棋精鋭戦 準優勝 2003年
  • 倡棋杯中国プロ囲棋選手権戦 準優勝 2006年
  • 竜星戦 準優勝 2006、08年
  • NEC杯囲棋賽 準優勝 2008、09年
  • 名人戦 挑戦者 2011年
  • 全国智力運動会 男子団体戦 2009年3位、2011年4位
  • リコー杯囲棋混双戦 優勝 2006年(葉桂とペア)、準優勝 2010年(李小渓とペア)
  • 弘通杯国家囲棋隊勝抜戦
    • 2012年 0-1(×時越
    • 2011年 2-1(○趙晨宇、○謝爾豪、×柯潔
  • 中国囲棋甲級リーグ戦
    • 2000年(北京大宝、6位)11-1
    • 2001年(北京大宝、6位)14-8
    • 2002年(北京大宝、5位)17-4(11連勝含む)
    • 2003年(北京大宝、5位)18-4
    • 2004年(北京大宝、5位)15-7
    • 2005年(北京大宝、6位)14-8(主将最多勝)
    • 2006年(北京大宝、5位)13-9
    • 2007年(北京大宝、6位)15-7
    • 2008年(北京大宝、6位)11-10
    • 2009年(中信北京、2位)13-9
    • 2010年(中信北京、3位)11-10
    • 2011年(中信北京、5位)8-9
    • 2012年(中信北京)11-11
    • 2013年(中信北京)9-8
    • 2014年(中信北京)3-7
    • 2015年(中信北京)

外部リンク

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