奈良県護国神社
奈良県奈良市にある神社
奈良県護国神社(ならけんごこくじんじゃ、旧字表記:奈良縣護國神社)は、奈良県奈良市にある神社(護国神社)。1万5千坪の境内は「高円の杜(たかまどのもり)」とも称される[1]。
奈良県護国神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 奈良県奈良市古市町1984 |
位置 | 北緯34度39分47秒 東経135度50分35秒 / 北緯34.66306度 東経135.84306度座標: 北緯34度39分47秒 東経135度50分35秒 / 北緯34.66306度 東経135.84306度 |
主祭神 |
奈良県出身の国事殉難者 奈良県下の消防団員 合計29,245柱(2015年現在)[1] |
社格等 | 内務大臣指定護国神社・別表神社 |
創建 | 1942年(昭和17年) |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 4月15日・10月22日 |
地図 |
歴史
編集明治維新後、奈良県では奈良市飛火野の浄地にて祭壇を設置し、戦没者の英霊を招魂して慰霊祭を実施していた[1]が、1939年(昭和14年)6月に、奈良県知事を会長として護国神社建設奉賛会が組織されると、1940年(昭和15年)10月に神社の創立を許可されて奈良盆地を一望できる高円山の西麓に造営を開始する。
1942年(昭和17年)9月に社殿が完成、同年10月13日に内務大臣指定護国神社となり、社号が「奈良県護国神社」と定まる。同年11月22日に鎮座祭が行われ、3千柱が祀られた。その後も、大東亜戦争の情勢悪化により戦没者が増え続け、合祀祭神が年毎に増加していった[1]。
1947年(昭和22年)12月10日、社号を高円神社(たかまどじんじゃ)に改称[1]するが、1952年(昭和27年)7月23日に奈良県護国神社に戻している[1]。
1966年(昭和42年)7月1日に神社本庁の別表神社に加列されている[1]。
1980年(昭和55年)以降、郷土の御霊を慰めるために、椿が多数樹木されている[1]。3月末から4月初めが椿の開花時期となり、それに合わせて毎年3月末の土日に「椿祭り」が挙行されている。
祭神
編集明治維新から大東亜戦争までの国難に殉じた奈良県出身者の軍人・軍属・従軍看護婦ならびに満蒙開拓青少年義勇軍の青少年、県下の消防団員、合計29,245柱(2015年現在)を祀る[1]。
境内
編集祭事
編集年間に行われる祭事
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
- JR西日本桜井線 京終駅より徒歩30分
- 奈良交通バス 21・55・56・57・58・61・62系統 護国神社バス停下車 徒歩3分
- 自家用車は、隣接されている専用駐車場を利用できる。ただし、社務所で無料駐車券を受け取る必要があるほか、午後5時以降は一切の駐車が禁止されている。違反した場合は所轄の警察署へ連絡されるため注意が必要。
- 周辺