太組不二雄
太組 不二雄(たくみ ふじお、1964年12月15日 - )は、日本の競馬評論家。
本人ブログではプロフィールが「競馬予想家」となっている。広島県出身。東洋大学卒業。元・俳優、コメディアンで、旧芸名は太組富士雄、たくみふぢお[1]。
略歴
編集1980年代より芸能事務所「マックスプロモート」に所属し、「太組富士雄」名義で俳優として活動をしていたが、鳴かず飛ばずだった。
1993年、芸能事務所「タイタン」に移籍。「たくみふぢお」名義でお笑い芸人に路線変更。現GO・JOの阪田マサノブと「ジバ(後にPART TIME ガンジーに改名)」というコンビで活動していた。
現在は更に「太組不二雄」に改名。太組という名字は本名で、先祖が大工であった。競馬予想を公の場で語る芸人の走りである。
競馬
編集2000年代から競馬予想家を生業とするようになり、競馬お笑いグループ・UMAP(ウマップ)のメンバーにも属していた。その後、強制脱会させられ、UMAP自体もその後消滅したが、2014年秋に再結成し自身も参加した。
- 予想スタイル
- 「馬群マスター」という独自の予想方法を用いる。ペースメーカーになる馬を予測して、第4コーナーでの馬群の形を分類し、そのパターンにあった勝ち馬を予想するものである。また最近はムーブ馬(レース距離や戦法を経ることによって、惨敗していた馬が、次に激走するという概念。所謂、ショック予想。)という概念も活用しはじめている。
- 競馬予想TV!
- 中央競馬情報番組『競馬予想TV!』では、レギュラー予想家の一人である。予想が低迷していた時期もあったが、「馬群マスター」を駆使して以降の2006-2007年シーズンには、初めて番組公認のタイトル「狙い目」を獲得した。
それ以前は、メガネをかけて頭を七三にした背広姿、オレンジのセーター等の衣装で、分度器やイラストを用いて写真での馬体チェックや、調教VTRでの判断で予想していた。その予想方法が極めて曖昧な上に、次々と理論を変更していた。なかなか成果が出ず、新理論開発も含め番組から1年間の休養を強いられることになる。その充電期間中に「馬群マスター」を考案した。
頭にタオルを巻いて出演する事が多かった為、「タオル」というニックネームで呼ばれる場合もある。タオルの理由は、キャラ付けと手術痕の頭髪を隠していると推定されている(共演者水上学の発言より)。2013年頃からは、ソフト帽を被るようになった。また、共演した横山ルリカから「たくみん」とあだ名されている[2]。
エピソード
編集出演
編集テレビ
編集- バラエティー
- TBS・シャッフル・爆乳悶スター
- 大爆笑問題
- 対爆笑問題(ジュース君として出演)
- 情報番組
テレビドラマ
編集- 親子ジグザグ(1987年、TBS系)
- ママは幽霊がお好き(1988年、TBS系)
- 教師びんびん物語II(1989年、フジテレビ系)
- こっちこい!UFO(1989年、TBS系)
- 予備校ブギ(1990年、TBS系)
- しゃぼん玉(1991年、CX系)
- 家栽の人(1993年、TBS系)
- ひとつ屋根の下(1993年、CX系)