城咲仁

日本のホスト、タレント (1977-)

城咲 仁(しろさき じん、1977年〈昭和52年〉9月23日[1] - )は、日本タレント東京都板橋区大山西町出身。元ホスト。妻はタレントの加島ちかえ[2][3]

しろさき じん
城咲 仁
プロフィール
生年月日 1977年9月23日
現年齢 47歳
出身地 日本の旗 日本東京都板橋区大山西町
血液型 B型
公称サイズ(2007年時点)
身長 / 体重 177 cm / 55 kg
BMI 17.6
スリーサイズ 85 - 74 - 82 cm
股下 / 身長比 83 cm / 46.9 %
靴のサイズ 26.5 cm
単位系換算
身長 / 体重 5 11 / 121 lb
スリーサイズ 33 - 29 - 32 in
股下 33 ″
活動
デビュー 2005年
ジャンル タレント
配偶者 加島ちかえ(2021年 - )
モデル: テンプレート - カテゴリ

来歴

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実家は板橋区大山西町にある中華料理屋「丸鶴」[4]。父親が実家を継がせようと料理の修行をさせたことに反発し、18歳の時に実家を飛び出す[5]。その後料理店などで働きつつバンド活動を行うが、21歳のときにバンド仲間が自殺したことでショックを受け一度実家に戻る[5]

その後一念発起して、 新宿歌舞伎町ホストクラブクラブ愛」に勤める。同店を選んだのは、20歳のときにバイト先の常連に連れられ客として店を訪問した際、席についたホストが年下の城咲にも丁寧な接客をしてくれたことで、それまで「チャラい」と思っていたホストのイメージが塗り替わったためだという[5]。「クラブ愛」では5年間No.1ホストを務め[6]、カリスマホストとして数多くのテレビ番組に出演。ホスト時代から全国にその名を知られる有名人であり、本人曰く「当時の年収は1億円を超えていた」という[7]。当初の源氏名は「浅樹仁」だった。

2005年初頭に突然ホストを引退し、同年タレントに転身。サンミュージックに所属した(2021年まで)。当時「そろそろホストを引退し中華料理店でもやろう」と考えていた折、サンミュージックの社長が「クラブ愛」に来店し、そこで引退の考えを打ち明けたところスカウトされたという[8]。以後はバラエティ番組を中心に活動を行っている。また、テレビショッピング番組にも出演し、自らが納得した商品を紹介している。

2006年6月21日酒井政利プロデュースによりフォーリーブスのカバー曲「ブルドッグ」で歌手デビュー。

2021年4月3日、タレントの加島ちかえと結婚[2]。7日に発表した[2]。同月16年間に渡って所属していたサンミュージックを退社独立してフリーで活動している。妻の加島は結婚後もサンミュージックに所属している。

2023年頃に父親が体調を崩し入院したことを契機に、実家を継ぐ決意を固める。2024年現在は、芸能活動の傍ら週に何日かは「丸鶴」の厨房に入り、父親の指導の下料理人として活動しており、妻も店を手伝っていた[9]。しかしその「丸鶴」も2024年末で閉店する[10][11]

人物

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  • 子供時代、隣町の大山商店街『ハッピーロード大山』のマスコットキャラクターの名付け親になったことがある。また、ホストになる前はイタリア料理店で働いていたことがあり、料理は得意[12]
  • 剛柔流空手道の初段認定を持つ[13]
  • ダイアンと仲が良く、漫才で共演していたほか、TBS2006年5月1日放送の「関口宏の東京フレンドパークII」にも揃って出演した。猫ひろしエスパー伊東とも仲が良い。猫ひろしとは初対面のときは互いに良い印象を持っていなかったが、話をしていくうちに意気投合し、今は親友となっている。
  • 2006年6月27日には成城大学で1日特別講師に就任し、講義を行なった。
  • 討論番組に出演した際には往々にして保守的な側面を見せることが多い。
  • 音楽バンドでは、BUCK-TICKの大ファンであり、彼らのライブの打ち上げに顔を出す仲である。また、シドのファンでもあり、ボーカルのマオとは友人関係である。
  • 大人の悪ふざけをテーマにしたロックバンド真剣組〜GACHI-GUMI〜のボーカルとしても活躍し、定期的にライブも行っている。
  • 2015年の有吉反省会にて、変装してホストクラブに入店して現役ホストと競うという企画に出演。ネタバラシの後、店のNO1ホストから「一味違う所が出ちゃう」と称賛され、城咲は「超楽しかったけどこんなキツイ事やってたのか」「芸能界頑張ろう」の言葉を残した。
  • ランディー・ヲ様とのお笑いコンビ「元ホスト」としてM-1グランプリ出場経験があり、2015年には3回戦に進出した[14]
  • ホスト時代、後輩たちが遊びに行くときは、現金の入ったままヴィトンの財布ごと渡していた[15]
  • 2016年の「キテレツ人生!なんでこうなった!?消えた芸能人一斉捜査SP」に出演し、「テレビにめちゃくちゃ出たい」「ホストのネタがある時は強いんですけど、ホスト時代の話しかできず飽きられた」と語った。
    • しかし、暫くテレビから姿を消していた理由は、2011年に出演するはずであったテレビドラマを降板させられたこと(主演する俳優と城咲のキャラが被っていたという理不尽な理由)が発端であると後年になり語っている。当時の所属事務所はテレビ局側に城咲はドラマ撮影に集中するために他の仕事を2ヶ月もの期間一切入れずにいたことを述べ、当初の予定通り出演させるよう抗議したがテレビ局側の決定は覆らず心証を悪くさせてしまう結果に陥った。その後、5年ほど不遇な時期を過ごすことになった[16]
    • そのような境遇でも、タレントデビュー当初から出演していたテレビショッピング番組には継続的に出演していた。タレントの仕事は激減したが、その分空いた時間を勉強に充てることにした。特に、テレビショッピングで扱うことの多い商品に関する知識を蓄えるための資格や免許取得に励んだ。ダイエットインストラクター、スーパーフードマイスター、薬膳インストラクター、雑穀マイスター、ソイフードマイスターなどの食品関連の資格を中心に取得。他にスクーバダイビングアドバンスのライセンスも得ている[16]。近年は「フードアドバイザー」の肩書を名乗ることも多い[17]。実家の中華料理屋の秘伝のタレを参考に独自開発したというオリジナルのタレ「漸(ZEN)」のプロデュースも手掛けている[18]
    • テレビショッピングのバイヤーとしては、1日最高2億5000万円の売り上げを記録している。その実績を買われ、商品開発やアドバイザーの仕事も舞い込むようになったという[16]
  • 坂上忍が主宰する舞台で、坂上に叱咤激励され「(今では)何事にも全力を尽くせるようになった」[19]と前向きな姿勢を語っている。
  • 呑みに行くとホスト時代の名残で高い酒をすすめられることがあるという。ホストを引退した当時は「それに乗っかって、城咲仁を演じていた」と語っている。
  • ホスト時代は1500万円のベンツで移動していたが、ホスト引退後は車を処分し電車で移動している[15]

出演

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テレビ

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テレビドラマ

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映画

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Vシネマ

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  • 消しゴム屋(2008年2月25日、GPミュージアム) - 主演・涼介 役
  • 消しゴム屋2(2008年5月25日、GPミュージアム) - 主演・涼介 役
  • むこうぶち6 高レート裏麻雀列伝 女衒打ち(2009年6月25日、オールインエンタテインメント) - 深見(キャバクラのスカウトマン) 役
  • 実録マフィアンヤクザIV ABOVE THE LAW(2013年) - 社長 役
  • 実録マフィアンヤクザVI UNDERWORLD(2013年) - 磁気カードの売人 役

舞台

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  • 日ノ丸レストラン 改訂版(2005年) - 榊祐二 役
  • mama loves MAMBO IV(2006年8月 - 、東京/福岡/広島/大阪/名古屋) - 雑誌記者 橋本 役
  • 「7@dash〜僕らの人生はいつもA'だった」(2008年、シアターグリーン)
  • スカルプDプレゼンツ「旅立ち〜足寄より〜」(2012年7月-8月、草月ホール
  • Stylish shine!! Vol.3「Snow Princess!」(2012年12月5日-12月9日、全労済ホール/スペースゼロ)
  • 「解体屋 BARASHIYA〜そこは残しておくよ〜」主演 (2013年6月18日-6月23日、池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER)
  • SHINOBU'S BRAIN IN THE SOUP Re:make「PAIN」脚本・演出: 坂上忍(2013年8月13日-8月18日、下北沢「劇」小劇場)
  • 企画演劇集団ボクラ団義-PlayAgain-vol.4「ゴーストライターズ!!」作・演出:久保田唱(2014年2月28日-3月9日、SPACE107)
  • タンバリンプロデューサーズ公演「恋する、プライオリティシート」(2014年4月16日 - 20日、吉祥寺シアター)

ラジオ

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リリース作品

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シングル CD

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書籍

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  • すべての女が幸せになれる!(2005年、講談社
  • 野菜たっぷり おいしいレシピ(2007年、ORANGE PAGE BOOKS)
  • 仁義なき恋の取調室(2008年、講談社V
  • 城咲仁の300円以下簡単アレンジレシピ(2010年、KKロングセラーズ)
  • 城咲仁のモテる男養成講座『今からモテにいくぞ!』今モテ(電子書籍、2010年、株式会社 Good Appeal)

脚注

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  1. ^ 城咲 仁|Sun Music Official Web Site - サンミュージック”. サンミュージック. 2020年8月22日閲覧。
  2. ^ a b c “城咲仁がタレントの加島ちかえと結婚「かけがえのない大切な人」交際期間は2年”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年4月7日). https://hochi.news/articles/20210407-OHT1T50012.html 2021年4月7日閲覧。 
  3. ^ 城咲仁、タレント加島ちかえと結婚 事務所退所も報告”. サンスポ (2021年6月7日). 2021年6月11日閲覧。
  4. ^ マツコの知らない世界 マツコの知らない「板橋チャーハンの世界」(2015.11.17)放送分より
  5. ^ a b c 「腐ったな」の言葉に反発し歌舞伎町へ 城咲仁をカリスマホストに導いた親父との葛藤 - CHANTO WEB・2024年6月24日
  6. ^ 「キテレツ人生!なんでこうなった!?消えた芸能人一斉捜査SP」(2016.10.25)放送分より
  7. ^ うたばん』(TBSテレビ)2006年7月13日放送分
  8. ^ 排水口を舐めながら土下座「惨めな気持ちは忘れない」タレント仕事がなくなった城咲仁の失意を救った坂上忍の「言葉」 - CHANTO WEB・2024年6月24日
  9. ^ 元カリスマホストが実家の町中華で鍋を振る現在「18歳で反発して家出も」城咲仁が今だからこそ気づいた両親への思い - CHANTO WEB・2024年6月24日
  10. ^ 【板橋区】12月28日に惜しまれながら閉店する町中華『丸鶴』に長蛇の列ができています。 - 号外NET板橋区
  11. ^ “元カリスマホスト・城咲仁の今。自ら厨房に入っていた実家の中華料理店が閉店…明かした舞台裏と“父への想い””. 日刊SPA. https://nikkan-spa.jp/2048394 2024年12月14日閲覧。 
  12. ^ 元ホスト城咲仁 いつの間にか料理キャラに変更した事情語る
  13. ^ 城咲仁”. 講演依頼.com. 2024年12月14日閲覧。
  14. ^ 元ホスト | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年9月1日閲覧。
  15. ^ a b ニュースウォーカー
  16. ^ a b c 元ホスト・城咲仁インタビュー 芸能界を”完全に干された男”がTVショッピングで大成功できたワケ 1日の最高売り上げは2億5000万円”. FRIDAYデジタル (2023年1月14日). 2023年1月15日閲覧。
  17. ^ 元ホスト城咲仁 いつの間にか料理キャラに変更した事情語る - NEWSポストセブン・2015年6月6日
  18. ^ No.582899 城咲仁の「漸」3本セット - QVCジャパン
  19. ^ スポニチANEX
  20. ^ 映画『COOL BLUE』(クールブルー)公式サイト、2011年12月2日

関連項目

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  • 愛田武 - 城咲がホスト時代に勤務していたホストクラブ「クラブ愛」の社長。

外部リンク

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