土屋元

日本の政治家 (1949−2022)

土屋 元(つちや はじめ、1949年昭和24年)1月1日[1] - 2022年令和4年)7月12日[2])は、日本政治家千葉県勝浦市長(1期)。元勝浦市議会議員(4期)。

土屋 元
つちや はじめ
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1949-01-01) 1949年1月1日
出生地 日本の旗 日本 千葉県勝浦市
没年月日 (2022-07-12) 2022年7月12日(73歳没)
死没地 日本の旗 日本 千葉県鴨川市
出身校 専修大学法学部
所属政党 無所属
称号 従六位
旭日双光章

当選回数 1回
在任期間 2019年7月31日 - 2022年7月12日

勝浦市旗 勝浦市議会議員
在任期間 2003年5月11日 - 2019年
テンプレートを表示

来歴

編集

千葉県勝浦市墨名に生まれ育つ。千葉県立一宮商業高等学校専修大学法学部卒業。東急不動産に勤務。ゴルフ場やホテル開発を担当し[3]、勝浦東急ゴルフコース総支配人を務めた[4]

2003年(平成15年)、勝浦市議会議員に初当選。2015年(平成27年)に4期目の当選。

2019年(平成31年)3月22日、任期満了に伴う勝浦市長選挙に立候補する意向を表明した[3]。同年(令和元年)7月7日に行われた市長選挙で、自民党公明党の推薦を得た現職の猿田寿男を破り初当選を果たした[5]。7月31日、市長就任[6]

※当日有権者数:15,483人 最終投票率:61.65%(前回比:pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
土屋元70無所属5,349票56.46%
猿田寿男70無所属4,125票43.54%(推薦)自民党公明党

2022年7月12日未明、胸部大動脈瘤合併症のため、入院先の鴨川市の病院で死去。73歳没。死没日付をもって従六位に叙され、旭日双光章を追贈された[7]

市関係者によると、同月8日から14日までの予定で持病の大動脈瘤のカテーテル手術のため入院し、同月11日に手術を受けたばかりであったという[2]。急死に伴い、市長職務代理者として竹下正男副市長が同月13日から務めることとなった[8]

市政

編集
  • 2020年(令和2年)6月16日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身と副市長、教育長の7月から2021年(令和3年)3月までの月額給与を30%減額する条例案を市議会定例会に提出した[9]。同日、同条例案は可決された[10]
  • 新型コロナウイルスの流行初期に、中華人民共和国・武漢市からの帰国者を同市内のホテル三日月が受け入れたことに際し、一部市民から反発が出たことに対して「人道上の理由を最優先した」と説明し市民に理解を求める文書を市内の全戸に配布する[11]など対応するとともに、国や千葉県と連携し情報共有や風評被害の防止などを求めている[12]

脚注

編集
  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、120頁。
  2. ^ a b 【速報】土屋元・勝浦市長が死去 73歳、入院先の病院で”. 千葉日報 (2022年7月12日). 2022年7月12日閲覧。
  3. ^ a b “勝浦市長選 土屋市議出馬へ /千葉”. 毎日新聞. (2019年3月23日). https://mainichi.jp/articles/20190323/ddl/k12/010/139000c 2019年7月8日閲覧。 
  4. ^ 勝浦市長選挙 立候補者名等一覧
  5. ^ “【勝浦市長選・速報】土屋氏が初当選”. 千葉日報. (2019年7月7日). https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/609062 2019年7月8日閲覧。 
  6. ^ 令和元年中に予定される選挙/千葉県
  7. ^ 『官報』第797号6頁 令和4年8月16日
  8. ^ 千葉・勝浦の土屋市長が急死 73歳 - 産経ニュース 2022年7月12日
  9. ^ 令和2年6月定例会審議内容” (PDF). 鴨川市議会. 2020年7月21日閲覧。
  10. ^ 令和2年6月定例会審議結果一覧表” (PDF). 鴨川市議会. 2020年7月21日閲覧。
  11. ^ 武漢からの帰国者受け入れで市民が批判 千葉・勝浦市が釈明チラシ - 毎日新聞 2020年1月31日
  12. ^ 新型肺炎 千葉知事が帰国者滞在ホテル視察 勝浦市長と連携確認 - 日本経済新聞 2020年2月7日

外部リンク

編集
公職
先代
猿田寿男
 千葉県勝浦市長
2019年 - 2022年
次代
照川由美子