和田町駅
和田町駅(わだまちえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区仏向町にある、相模鉄道相鉄本線の駅である。駅番号はSO06。
和田町駅 | |
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駅舎(2017年4月16日) | |
わだまち Wadamachi | |
◄SO05 星川 (0.9 km) (0.7 km) 上星川 SO07► | |
所在地 | 横浜市保土ケ谷区仏向町4番地 |
駅番号 | SO06 |
所属事業者 | 相模鉄道 |
所属路線 | ■相鉄本線 |
キロ程 | 4.3 km(横浜起点) |
電報略号 | ワダ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[相鉄 1]14,318人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)8月15日 |
歴史
編集当駅が開業する前は、星川駅との中間地点に常磐園下駅が設置(1930年9月20日開業。後述)され、戦後休止となったが、現在地に移転する形で復活した。
- 1952年(昭和27年)8月15日:開業。
- 1969年(昭和44年)4月14日:橋上駅舎完成[1]。
- 2016年(平成28年):相鉄デザインブランドアッププロジェクトに基づき駅のリニューアルを開始。
- 2024年(令和6年)7月28日:ホームドアの使用を開始[2]。
駅名の由来
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、星川寄りに橋上駅舎を有する。横浜方面行の上りホームは幅が狭い。橋上駅舎は自由通路の役割を兼ねているので、駅前の踏切が混雑するラッシュ時などに多く利用される。
エスカレーターは設置されていないものの、出入口 - 改札外コンコース間および改札内コンコース - ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーターが設置されている。トイレは下りホーム中央にあり、ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレを併設する。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先[3] |
---|---|---|---|
1 | 相鉄本線 | 下り | 海老名・湘南台・羽沢横浜国大(西谷乗り換え)方面 |
2 | 上り | 横浜方面 |
-
改札口(2021年6月)
-
ホーム(2021年6月)
-
リニューアル前の駅舎(2007年1月)
利用状況
編集2023年度の1日平均乗降人員は14,318人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第21位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員[5][6] |
出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 11,353 | [# 1] | |
1981年(昭和56年) | 11,236 | [# 1] | |
1982年(昭和57年) | 11,173 | [# 1] | |
1983年(昭和58年) | 11,071 | [# 1] | |
1984年(昭和59年) | 10,978 | [# 1] | |
1985年(昭和60年) | 10,523 | [# 1] | |
1986年(昭和61年) | 10,356 | [# 1] | |
1987年(昭和62年) | 10,254 | [# 1] | |
1988年(昭和63年) | 10,279 | [# 1] | |
1989年(平成元年) | 10,189 | [# 1] | |
1990年(平成 | 2年)10,027 | [# 1] | |
1991年(平成 | 3年)10,036 | [# 1] | |
1992年(平成 | 4年)10,082 | [# 1] | |
1993年(平成 | 5年)10,085 | [# 1] | |
1994年(平成 | 6年)10,140 | [# 1] | |
1995年(平成 | 7年)10,116 | [# 1] | |
1996年(平成 | 8年)9,742 | [# 1] | |
1997年(平成 | 9年)9,315 | [# 1] | |
1998年(平成10年) | 9,008 | [# 1] | |
1999年(平成11年) | 16,904 | 8,531 | [* 1] |
2000年(平成12年) | 16,492 | 8,311 | [* 1] |
2001年(平成13年) | 15,934 | 7,988 | [* 2] |
2002年(平成14年) | 15,701 | 7,883 | [* 3] |
2003年(平成15年) | 15,575 | 7,778 | [* 4] |
2004年(平成16年) | 15,416 | 7,691 | [* 5] |
2005年(平成17年) | 15,576 | 7,721 | [* 6] |
2006年(平成18年) | 15,475 | 7,671 | [* 7] |
2007年(平成19年) | 15,817 | 7,824 | [* 8] |
2008年(平成20年) | 15,953 | 7,873 | [* 9] |
2009年(平成21年) | 15,940 | 7,853 | [* 10] |
2010年(平成22年) | 16,108 | 7,923 | [* 11] |
2011年(平成23年) | 15,780 | 7,759 | [* 12] |
2012年(平成24年) | 15,899 | 7,814 | [* 13] |
2013年(平成25年) | 16,219 | 7,988 | [* 14] |
2014年(平成26年) | 16,140 | 7,965 | [* 15] |
2015年(平成27年) | 16,417 | 8,099 | [* 16] |
2016年(平成28年) | 17,358 | 8,575 | [* 17] |
2017年(平成29年) | 18,116 | 8,963 | [* 18] |
2018年(平成30年) | [相鉄 2]18,231 | 9,036 | [* 19] |
2019年(令和元年) | [相鉄 3]18,017 | 8,971 | [* 20] |
2020年(令和 | 2年)[相鉄 4]12,907 | 6,416 | [* 21] |
2021年(令和 | 3年)[相鉄 5]13,983 | 6,978 | [* 22] |
2022年(令和 | 4年)[相鉄 6]14,530 | 7,301 | [* 23] |
2023年(令和 | 5年)[相鉄 1]14,318 |
駅周辺
編集水道道沿いには和田駅前商店街、仏向町水道道商店会の2つの商店街がある。北口は国道16号まで和田町商店街が続き、16号を越えると丘陵地の住宅地に入り、その先は横浜国立大学へと続いていく。駅周辺には学生向けの物件なども多く、学生街として発達している。
なお和田町(わだまち)という地名は存在せず、正式には駅北側の帷子川北側が和田(旧称:和田町〈わだちょう〉)であり、駅の所在地は仏向町である。
バス路線
編集駅前に「和田町駅」停留所が設置されている。相鉄バスは和田町駅を終・起点とする路線としていたが、2022年(令和4年)4月、星川駅前広場の整備により路線を延長し星川駅を終・起点とした。 国道16号を経由するバスを利用する場合は、商店街を抜けて徒歩5分程度の国道16号上にある「和田町」停留所(浜松町方向は「保土ケ谷陸橋下」にある。)となる。
和田町駅(水道道星川方向)
編集系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
浜16 浜19 |
星川駅・大門通・洪福寺 | 星川駅 横浜駅西口 |
■相鉄 | 一部を除き星川駅止まり |
22 220 |
星川駅 | ■市営 | 午前中の一部は保土ケ谷車庫前行き | |
33 220 |
星川駅・大門通 | 保土ケ谷駅西口 |
和田町駅(水道道坂本町方向)
編集系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
浜16 | 市沢町・西原住宅入口 | 西原住宅 鶴ヶ峰駅南口 |
■相鉄 | 平日朝、日中のみ運行 |
浜19 | 市沢町 | 新桜ヶ丘団地 | ||
22 | 富士見橋 | 保土ケ谷駅西口 | ■市営 | |
33 | 富士見橋 | 星川駅 | ||
220 | 仏向地域ケアプラザ前 |
和田町(国道16号八王子方向)
編集系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
62 急行 |
千丸台団地 | 千丸台集会所 | ■神奈中 | 日中以外は千丸台団地止まり |
92 急行 |
梅の木 | 笹山団地中央 | ■市営 | |
202 | 三ツ沢上町駅前・松本 | 横浜駅西口 | ||
208 | 市民病院・浅間下 | |||
横51 | 梅の木・鴨居町・上山町 | 中山駅 | ■神奈中 | |
5 | 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・大貫橋 | 若葉台中央 | ||
横52 | 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・三保市民の森 | 中山駅 | ||
121 | 川島住宅・羽沢団地前 | 新横浜駅 | ||
横04 | 鶴ヶ峰駅・今宿・川井宿・亀甲山 | 鶴間駅東口 | ■神奈中東 | 平日朝1本のみ |
旭10 | 鶴ヶ峰駅・旭台・上白根町 | よこはま動物園 | ■相鉄 |
和田町(国道16号浜松町方向)
編集系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
62 急行 |
峯小学校前・洪福寺 | 横浜駅西口 | ■神奈中 | |
92 急行 |
■市営 | |||
121 | 峯小学校前・洪福寺・天王町駅前 | 保土ケ谷駅西口 | ■神奈中 | |
5 横04 横51 横52 |
峯小学校前・洪福寺・楠町 | 横浜駅西口 | ■神奈中 ■神奈中東 |
|
旭10 | ■相鉄 | |||
201 209 |
峯小学校前・洪福寺・岡野町 | ■市営 |
常磐園下駅
編集1930年9月、神中鉄道線により天王町駅・新川島駅と同時に開業。駅位置は現在の星川中央公園前北側付近り旧星川4号踏切)に存在していたが、その2年後、横浜新道の下にある相鉄バスの折り返し地点付近へと移動した。 1944年6月に休止。その後、1952年(昭和27年)8月15日に現在の和田町駅に移転する形で再開業した。
駅名の常磐園(別名:岡野公園)は、岡野新田で有名な実業家、岡野欣之助の別荘に由来する[7]。航空地図上では「こうえんした」という明記がされており、「常磐園=(岡野)公園」として読み替えているものと思われる[7][8]。
その駅名は現在、国道16号和田町二丁目交差点のバス停に使われている(こちらは「常磐」ではなく「常盤」と表記)[9]。
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ 『日本の私鉄13 相模鉄道』保育社、1967年、149ページ
- ^ “和田町駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2024年7月2日). 2024年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月2日閲覧。
- ^ “和田町 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
- ^ 横浜市統計書 - 横浜市
- ^ a b 『相模鉄道 街と鉄道の歴史探訪』株式会社フォト・パブリッシング、9/5、42-43頁。
- ^ “今昔マップ on the web”. 今昔マップ on the web. 2023年3月26日閲覧。
- ^ “路線図”. 相鉄グループ. 2023年3月26日閲覧。
- 相模鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 相鉄グループ要覧2024-2025 (PDF) (Report). p. 69. 2024年8月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- 神奈川県県勢要覧
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和3年 (PDF) - 217ページ
- ^ 令和4年 (PDF) - 221ページ
- ^ 令和5年 (PDF) - 201ページ
- 横浜市統計書 9運輸 -鉄道、軌道駅別利用人員