和 建男(やまと の たてお)は、平安時代初期の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・遠江守。
延暦16年(797年)従五位下・大宰大監に叙任されると、延暦24年(805年)近江介と、桓武朝後半に地方官を務める。平城朝の大同3年(808年)治部少輔として京官に遷るが、翌大同4年(809年)駿河守に転ずると、弘仁4年(813年)遠江守と平城朝から嵯峨朝にかけても、地方官を歴任している。
『日本後紀』による。